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塾なし公立生の東大受験

こんにちは。
私は2023年度、公立高校から東京大学理科二類を受験し失敗。
その後慶應義塾大学に進学を決めた現役生です。

ここでは、東大受験に失敗した勉強法の大枠とその改善点を記します。皆さんの勉強の参考になれば良いなと思います。
(各科目の勉強法はまた別記事に書きますのでぜひご覧ください。)

勉強場所

塾なし勢にとって一番の悩みどころと言っても良い勉強場所です。私は地元の図書館と学校の自習室を活用していました。図書館にはそれぞれ勉強のしやすさに差があって、席の大きさや雰囲気、営業時間などが重要になります。この中でも特に 営業時間 が大切です。

私は21時30分まで営業している図書館に少し時間をかけて通い、終業まで勉強していました。図書館は19時ほどで閉まってしまうところが多いので、2時間半ほど勉強時間を増やすことができたと考えています。
19時に閉まってもその後家で勉強すれば良いと考えるかもしれませんが、
一度帰宅すると気持ちが休憩モードに入るので毎日しっかり勉強するのはなかなか難しいです。

ということで遅くまでしっかり勉強したい方は営業時間の長い図書館を探すことをオススメします。


参考書選び

塾に通っていない受験生にとって参考書は授業の代わりとなるもので、この参考書選びは非常に重要になってきます。

私は参考書を定番のもの(:名問の森、青チャート、ポレポレ等)を中心に使っていました。とりあえず定番のものを使っておけば大丈夫だろうという安直な考えからです。実際、これらの参考書は質の良いものです。しかし、
とりあえず定番のものを使っておけば成績が伸びるだろう」
という考え方が良くなかったのです。

何が良くないかわかるでしょうか。
自分で考えて使おうとしていないのです。
参考書はその名の通り勉強の参考になるもので、勉強という行為の芯は受験生にあります。これは塾の授業にも共通することですが、一度理解したと思っても何もしなければ一ヶ月後には忘れてしまいます。そこで自分なりの復習が必要になります。自分で考えて勉強することの第一歩ですね。

参考書に迷ったらまずは定番のもので、参考書任せにせず考えて使っていきましょう。

定番の参考書は科目別の記事に書きたいと思います。

知っていると少し得する情報

眠い時は仮眠すべし

一見真面目そうに見えるあの子も、実は眠い時があります。
15~20分ほど仮眠すると頭がスッキリし、勉強に集中できます。
ただし1日1回までにしておきましょう。

イヤホンはしない方がいいかも…?

イヤホンで音楽を聴くのは中毒性があります。一度しないのに慣れてしまえば楽なのですが、音楽は辞めづらいです。効率が下がるだけでなく、短時間の勉強でも非常に疲れやすくなるので、イヤホンなしで勉強に励むようにしましょう。

受験後の楽しみを作るべし

受験が終わったら友達と旅行だ!!
うわ!やる気出る!!ってなるでしょう。安直ですが、そんなもんです。
受験を頑張る理由を作ってあげましょう。思っているより、心の支えになります。


<理系向け>各科目の勉強の割合

私は物理、化学を選択し、社会は倫理政経を選択していました。
2年生の9月ごろから勉強を開始したので、そこから記していきます。
・2年9〜3月
数:物:化:英:国:社=2:1:4:3:0:0

数学はもともとある程度得意だったので少なめ(これが後に災いとなります)で、物理は独学が難しく少し放置してしまいがちでした。
この時期のおかげで化学が得意で好きになり、化学の道を志すようになります

・3年4〜10月
数:物:化:英:国:社=2:3:3:2:0:0

流石に物理がまずいとなり、勉強を本格的に始めます。最終的に物理は得意科目の一つになります。まだ文系科目は0です

・3年11月
数:物:化:英:国:社=3:2:2:2:0:1

数学が全然解けないことに気づき、焦り始めます。ここからは数学に苦しめられる日々。倫政にも手を出し始めます。

・3年12月〜共通テスト
数:物:化:英:国:社=2:2:2:2:1:1

2次対策をしながら共テ対策も並行して行います。国語は古典のみやりました。

・3年共通テスト〜2次試験
数:物:化:英:国:社=3:2:2:2.5:0.5:0

最後は毎日リスニングをしたりと英語に触れ続ける日々です。

そして本番を迎え、撃沈します。。
次は科目別の記事でお会いしましょう。

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