物理数学シリーズ①:物理学者から見た日常生活の基礎や思想信条の基礎は量子力学にある

数学や物理を日常生活に活用できればとても有益である。
今回から「物理数学シリーズ」として、様々なテーマを取り上げていこうと思う。
本講座の趣旨は下記の記事に記載されていただいたが、専門的で難しい話はせず、大胆に簡略化をしてイメージで理解できるように説明する。
なので是非、数学や物理が苦手な人にこそご覧いただければ幸いである。

今回取り上げるテーマは「量子力学」だ。
有名なところで言えば、アインシュタインの相対性理論の基礎となる物理学の分野で、誕生してまだ100年ほどしか経っていない。
この物理学分野は、西洋系の学問では否定されてきたこと、東洋系の学問では当然に存在することを前提とされてきたことを、実際に存在することを証明した、凄い学問である。
例えば、以心伝心や物質と精神をつなぐ世界について、物理学によって証明してしまったといえる。
だが、量子力学の難しさゆえに、量子力学を学んだものでさえ、その凄さをあまり理解できていないように思う。
今回はそんな量子力学について、大胆に平易に簡略化して説明したいと思う。

ここから先は

1,833字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?