ホリエモンのようにあなたに何かを強制し、それに従わないと強迫してくるような人と縁を切る勇気を持とう

新型コロナワクチンが登場し始めた頃から、ホリエモンこと、堀江貴文氏の発言が過激になった。
それ以前より、ホリエモンのビジネスに関する発言には非常に筆者は疑問を持っていた。

ホリエモンと言えば、日本でのITバブルを象徴するような人であったし、IT長者を実現した時の人という存在であったが、IT業界というものがどういうものかを教えてくれた人でもあった。

特に、彼が経営したライブドアという会社がどのように拡大し、どのような実態であったかを世に示してくれたことは、大いに価値があったように思う。
IT業界の実態がどのようなものであり、どのように実態なく膨張していったか、IT業界という特殊性からどのような不正会計が行われていったか、それらをライブドアという企業は教えてくれた。

彼は非常に有能でもあったし、様々な有益な情報発信者でもあったが、近年は「あまりにも実務を知らないのではないか」「単なるビジネスプロパガンダを垂れ流す言論人に成り下がってしまったのではないか」と疑問を持たざるを得ないように感じることも多々あった。

そんな中、ホリエモンは新型コロナワクチンが出始めた当初から、「ワクチンを打つか否かは個人の自由だという人間は社会から消えろ」「副反応だとか、つべこべ言わずに打て」と発信し、「遺伝子組み換えワクチンなんていう、こんな最新の技術をタダで手に入れられるなんて夢のようなことで、打たないなんてありえない」というとんでも発言をし始めた。

単なるIT屋さんであったホリエモンが突然、最新の医薬品について語り始めるという姿は、マイクロソフトというコンピューターOSシステムのIT屋さんであったビル・ゲイツが突然、ワクチンの素晴らしさを語りだしてワクチン開発に寄付し始めた姿に重なる。
しかも両者に共通するのは、ワクチンに関するリスク、不利益について一切語らないということだ。
ホリエモンにはワクチンを推奨するための多額の協力金が製薬会社から支払われているような気がしてならない。

これまで開発されてきたワクチンは全て、薬害問題が必ず付きまとった。
それは当然だ、新たに開発する医薬品には必ず薬害がつきもので、薬害リスクのない医薬品など、あり得ない。
しかも今回のワクチンは「遺伝子組み換え型」という、全くの新技術を使うものであり、「遺伝子を不用意に組み替えると遺伝子に異常をきたし、癌を生みかねない」というのは生物学の基礎である。
そのような視点からも、手放しにありがたがるようなものではないにも関わらず、リスクの検討もなく、新型コロナワクチンを推奨するのは無知が過ぎると言わざるを得ない。
しかも、ホリエモンは最近、「新型コロナワクチンを打たない奴とは縁を切らせてもらう」とまで発言している。

筆者の感覚からすると、このような一方的な強制は共産主義の典型的な手口である。
そのような強制を政府が直接行うか、政府の意向を民間人を通じて行わせるかの違いがあるだけで、手口は同じである。

民主主義の原則は「政府は不要な介入をするな、国民に自由にさせろ」である。
ホリエモンのような人物は、たとえそれがワクチンの強制であれ、他の何かの強要であれ、そのような強制を強いる人物は民主主義的ではない。
「俺の友達で痛かったら、俺の命令を全て聞け。俺の奴隷であれば、友達として認めてやる。」と言われて、あなたは友達を続けるために命令を聞き続けるだろうか?
自由は一旦失うと、取り戻すのがとても大変だ。
ホリエモンのような人とは、距離を置き、距離をおいても強制を強いるような場合には、完全に縁を切る勇気を持たなければ、あなたは自由を失ってしまうのだ。
あなたに必要なのは自由を守るために立ち上がって戦う勇気だ。

追伸:そんな単なるほら吹きのホリエモンの話をありがたがって聞く人が未だにたくさんいることが、筆者には不思議で不思議で仕方がないのである。

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