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結局デジタルマーケティングってなんなのさ?

こんにちは!KeepAlive株式会社のふみのです。

今日は昨今トレンドとして毎日何かしらで見かける「DX」や「デジタル化」という文脈の中で、避けては通れない『デジタルマーケティング』について自分なりの理解をシェアしたいと思います。

色々な定義や理解があっても良いと思うので、「もちろんこれが全てだ!」というわけではなく、ひとつの解釈や理解という風に捉えてもらえればうれしいです!

デジタルマーケティングとは?

デジタルマーケティングとは、データドリブンでターゲット消費者へ製品やサービスを認知させ、消費者の購買前行動データに基づいて興味・関心・欲求を醸成し、購買データを取得する。これらのデータをECチャネルとリアル店舗から取得し、同時に消費者に最適な購買体験を提供する一連の活動をいう。本活動の目標は、消費者との関係性を深め、最終的に消費者のエージェント(代理人)になることである。

(引用元)牧田幸裕著 デジタルマーケティングの教科書 2017年初版より


もともと私はプログラマーという職種からITコンサルタントになった経歴もあって、マーケティングというものに正直そもそも感度が高くありません。

なので、ネットで調べても、情報が受け取れないだけでなく、むしろサイトによっては定義がバラバラに感じ、同じことを指しているかいないか、そんなこともわからず、ほとほと困っておりました。

そんな状態の自分に、「これだ!」とアハ体験を引き起こしてくれたのが、牧田先生の定義です。
キーワードをピックアップしつつ、もう少し深堀してみましょう!

キーワードはデータドリブンとオムニチャネル

牧田先生の定義を自分なりの解釈も合わせて、概要を図示すると以下の通りです。

デジマ概要

データドリブンとは、ざっくりいうと勘や経験に頼らずデータを用いて意思決定していこうという考え方です。

またオムニチャネルとは、ざっくりいうとネットだけでなくリアル店舗などを含めたあらゆるチャネル(顧客接点)を連携させて売上をアップさせていこうという考え方です。

サイトやアプリなどの顧客接点を通じて、広義の意味でユーザの行動データを取得できるようになり、これらのデータを分析することで、ユーザがどういう属性を持っているのかどんなことをすることが喜ばれるのかが把握できるようになりました。

またデータから見えた顧客理解を通じて、チャネル全体を俯瞰してユーザが快適に購買を楽しめるような体験や仕組みを設計できるようになりました。
もちろん各チャネルはユーザの行動や購買データの取得元でもあります。

つまりデータとチャネルは双方向の関係を持っており、これらを掛け算し、きちんと全体を整理して運用することで、ユーザひとりひとりに寄り添った最適な提案を自動でその都度できるようになります。

こういったあらゆるところから取得したデータを用い、ネット/リアル問わず全体で売れる仕組みを作っていくことが、デジタルマーケティングであるという風に理解しています。

最後に

デジタルマーケティングとは、結局はマーケティングに属するものなので、どこまでいっても売れるための仕組みを作るための活動であることに代わりありません。

ただその活動がきちんと、デジタルの世界との紐づきが見えてくると、もう少し実態がクッキリと見えてくるのでは?と思っています!

今日の内容はまだ、理解のシェアという位置づけなので、具体的な構成や運用というような話には入っていませんが、このあたりはまた次回以降のタイミングでシェアしたいと思います。

それでは次回もお楽しみに!

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KeepAlive株式会社 文野義明
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