見出し画像

都市農業のバジルを使ったペストジェノベーゼ(ジャガイモ入り)

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

オリンピックも熱戦が繰り広げられていますね。今朝は最寄駅にパラリンピック広告と思われるこんなポスターをみました。

日本を代表するトヨタさんなのでやはりすぐ目がいきます。ナナメからの撮影で恐縮です。

画像1

オリンピック・パラリンピック大会が無事に運営され、世界から集うトップアスリートの皆さんがベストを尽くせる大会であることを心から願っています。

さてStart your impossibleとトヨタさまから喝を入れていただき、懸命に働いてまいりました。

そんか今日はパスタでございます。ドイツのハレの日はお肉。美味しいのですが本日休憩でペストジェノベーゼにしました。以前、あるシェフにジャガイモを入れたらおいしいんだよと教わって以来、時々ジャガイモ入りです。

画像2

ペストジェノベーゼなのに(ジェノヴァはリグーリア州) なぜウンブリアのオリーブオイルなんだ、嗚呼(嘆)というよしおさんの発言はスルーさせていただき(ないものはない) 次へ。バジルです。

画像3

最近の鉢植えバジルは、プラスチックを減らしたいスーパーの以降でまずフィルムがプラスチックから紙になり、プラスチック製の鉢植えがなくなりました。Urban Farmers (都市農業)のコンセプトでフランクフルトから近いヴィースバーデン(ヘッセン州州都)のErbenheimエアベンハイムで作られ出荷されているようです。

この記事を読むとスーパーマーケットチェーンのREWEが持続可能な未来型スーパーのパイロットファームを作っていて、バジルもそこで生産されていました。ベルリンのベンチャー企業ECF-Farmsystems社の技術を取り入れて、資源を節約できる2つの独立したサイクル、つまり生鮮食品を生産する水産養殖サイクルと植物を生産する水耕栽培サイクル(=アクアポニックス)がこの農場で組み合わされているそうです。このサイクルシステムを使用すると、水を2回使用するため、従来の農業に比べて水の消費量を90%削減した食糧生産が可能になるとのこと。

記事にはこんな興味深い言及がありました。

14000鉢のバジル
毎週約14,000鉢のバジルが現場でプラスチックフリーで包装されています。このサステナブルなパッケージにより、年間12トンのプラスチックを節約することができます。バジルはすでに開店時に販売されており、ヘッセン州とラインラント・プファルツ州の一部にある480のREWE店舗にも届けられる予定です。同時に、約230平方メートルの水槽では、約2万匹のシクリッドが持続可能な条件で飼育され、その場で加工されます。これにより、月に約1トンの魚肉を生産しています。この魚は、2021年末までに市場に出回る予定です。

バジルの次は魚が🐟(シクリッド= Buntbarscheブントバルシュ、スズキのお仲間)くるんですねー。REWE、持続可能なスーパーとして生き残るために本気出してますな。

探すとメディアにも取り上げられていました


買ったバジルですが、コストが課題か単価を抑えるためかちょっと以前より量は減った気がしますが。。。致し方ありませぬな。都市型農業も賛成ですし、一回限りの使い捨てプラスチック容器やフィルムはみんなで減らしませう。

そんなこんなでできました本日のペストジェノベーゼのパスタが完成です。

画像4

美味しくいただきました。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?