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先生に感謝する日

アメリカには教師の日(Teacher Day)と先生に感謝する週間(Teacher Appreciation Week)というのがありました。5月の最初の火曜日がその日に当たります。

Teacher Appreciation Week 2020
今年は5月4日から5月8日まで

娘の通っていた小学校では、保護者の代表が寄付を集めて先生へまとめてプレゼントをしたり、個人で贈り物をしたりします。学校にもよるのでしょうが、結構高価な贈り物をしている保護者もいて、すごいな〜と思ったり。娘は先生が好きな柄のポーチを選んで手紙と一緒にプレゼントしました。とても喜んでくれたようで、丁寧にメールまで先生から送られてきました。

高校生にもなると、この文化は表舞台からはフェイドアウトしかけているそうですが、教師としてはPTAや地域から「ここの店に行って職員証を出せばサンドイッチが無料でもらえる」とか「ピザが一枚無料になるとか結構色々なサービスがありました。学校区に限らず、チェーン店ならどこでも良いようで、私も近所のピザ屋に行って職員証を見せたら、店員は確認もせずもう一枚無料でくれました。

嬉しすぎるー。

ちなみにアメリカでは赤いりんごが先生のシンボルです。かつての開拓時代にお金が払えない生徒が代わりにりんごを先生に渡したのが始まりと言われているそうで、贈り物やカードのデザインはりんごが目を引きました。

日本では教師に贈り物をすることはあまりありませんよね。平等性が高い日本の公教育ならではの感覚と、感謝に対する考え方の違いでしょうか。忙しい日本の先生をねぎらう日が1年に1日ぐらいあってもいいですよね。

Teachers of Japanではティーチャーアイデンティティ (教師観)の発見を通じて日本の先生方がもっと自分らしく教育活動に専念し本来は多様である「教師」の姿を日本国内外へ発進しています。日本の先生の声をもっと世界へ!サポートいただけたら嬉しいです。