母「内臓抜いて川に沈めてきた」

これは母の発言です。
父の通院付き添い時、待合室で発した言葉です。

私の母は狂殺人鬼ではありません。
ボティを透明にするような悪鬼でもありません。
または、殺人に芸術性を持たせるハンニバル(マッツ・ミケルセン)でもありません。

正確に言えば猟師である母の知人の発言のようです。
彼は鹿を狩ったものの、大きすぎて車に入らない為、取り急ぎ内臓を処理して川で保存し、翌日大きな車で持って帰ってきた、という話。

ただそんなエピソードはどうでもいいわけです。

前後の文脈、極めつけには「鹿」さえも短縮して「そういえばこの前、内臓を抜いて川に沈めたの~」と、あまつさえ病院の待合室でのたまった事が重要なのです。

「いざとなりゃ、コイツ(銃)に頼るだけだせ…」
「バカっ!こんなところでそいつを出すな!」

こんな演劇的くだりを現実で味わうことになるとは思いもしませんでした。

※件の鹿↓



ところで、「母は」と打とうとしたら誤タッチしてしまい「はひ」と変換され狂人の笑い声のようで怖かったです。

さようなら

ここのコメントでセンスいい人好き