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AIに代替される人材(私)の嘆き

・経済産業研究所の論文「AIが日本の雇用に与える影響の将来予測と政策提言」において「第四次産業革命のデジタル時代に必要とされる人材について以下のように記述されている。

過去の前例を「学習」し判断するといった過去の前例の延長線上にある判断やルーティン業務は AI に代替され、今後は「更に高スキルのルーティン業務」が代替される。そのため、今後、必要とされる人材は
①過去前例の無い事柄や新しい創造的な仕事
②デジタル機器を使いこなして、データ分析をしたり、科学的な経営のサポートをする人材
③コミュニケーション能力・対人能力を持った人材
④AIを継続的にバージョンアップし続ける為、AIを越える能力を持った専門家

・あれ…ちょっと待って…今日

テーマかっちかいかい

・いつも「板ガムの衰退について」とかくだらないことばかり書いているのに今日は何なんだ。

・論文読んじゃったんだもん…。

・この記事は紹介した人材の要件を見て「あぁ…マズいな…」と将来を嘆くだけの投稿である。というかもう既に記事内容の9割は記述済だ。この後どんなに読み進めていっても何も得られない。ただ私が嘆くだけだ。

・また、断っておきたいのは到底この論文全てを理解できていない上に、内容のごく一部をつまみ食いして、今後のキャリアを考えるきっかけだけにするので、論文の主旨を汲んで論ずるよう高尚な投稿では全くない。

・ふう…予防線張り終えた…

過去の前例を「学習」し判断するといった過去の前例の延長線上にある判断やルーティン業務は AI に代替され、今後は「更に高スキルのルーティン業務」が代替される。

・ここが一番私には刺さる。もちろん色んな考え方はあるが、一説としてイノベーションやパフォーマンスの革新的な向上は、連続的な成長ではなく「非連続的」なものであることは理解しているし※図①、だからこそ新しいことへの挑戦の必要性は理解し行動しているつもりだが、どうしても「過去」の延長線上の改善や判断が多く、イノベーションの火種を生み出せているかと言えばそうではない。

※図①

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・また紹介された人財のうちのいくつかは私にとって「もう遅い」か「そこまでの到達はスペック的に無理」なのも絶望感に拍車をかける。

①過去前例の無い事柄や新しい創造的な仕事
②デジタル機器を使いこなして、データ分析をしたり、科学的な経営のサポートをする人材
③コミュニケーション能力・対人能力を持った人材
④AIを継続的にバージョンアップし続ける為、AIを越える能力を持った専門家

・②や④はもはや厳しい。この歳で「諦め」を感じるのは早いのではないか、その考えや姿勢自体がこの先生きていけないのでは、というド直球な正論は現在受け付けていない。黙ってバカにしてて欲しい。

・残るは①と③だ。①はもともと商品企画開発だった上に、本当に小さいが今まで自社で商品化されていなかったものを作ってみたりと、割と①の人材には近いかもしれない。ただ一方で、企画は「○○」✖「△△」という何かと何かの組み合わせでしかなく、本当に0から1を生み出せるようなイノベーターではない私のこのスペックでは将来的にも不安だ。

・では③は?これはもしかすると一番可能性としては高いかもしれない。新卒で入った会社も今の会社も、面接でのパフォーマンスがノリにのった結果入れたみたいなものだし、今の仕事も非常に多くの関係者との調整役のような業務も多い。

・ただどうだろう。①~④の人材の中で、おそらく私のような人間の多くが目指すのは③だろう。文系かつ、今からデータサイエンティストを目指そうなどと考えたりしない我々のような人材は③を目指す。

・母数が多くなると一気に自信がなくなってくる。心理学や行動学を勉強し、人心を掌握するようなこともできなければ、語学が堪能なわけではない私にとっては③においても中下層の部類だろう。

詰んでる?

・詰んでるなこれは。しかし35年ローンという鎖を脚に巻きつつも、愛する妻と慎ましくも幸せな生活を送るためにはどげんかせんといかん(過去の延長線上の最悪なギャグ)

・もちろん本業においても①や③の人材として日々勉強し奮闘するが、一方で一社による単収入に拘らず、今までの働き方に縛られない姿勢も目指す。その一つがnoteだ。

・まぁなんだ、とりあえず誰かの役に立つために、そして自分も楽しみつつこのnoteの活動は続けていく。

・単純に楽しいからね。

さようなら。(話題を散らかして逃げる様)

ここのコメントでセンスいい人好き