コロナと闘う学生スポーツ

コロナウイルス感染拡大に伴い、多くの学生スポーツが中止を余儀なくされた。その代表的なものが甲子園を目指す高校野球だろう。

誰もが憧れる甲子園。その出場を夢見て高校生活が始まるのだろうが、突然の中止。ここまで血のにじむような努力をしてきた3年生にとってみたら、絶望的な状況であったに違いない。

私からも安易に励ましや労りのコメントは見つかりません。しかし、今行われている各地の大会では、彼らの頑張っている姿に元気を貰っている。そこで気付いたことは、甲子園だけが全てでないということ。もちろん、甲子園を目指していた球児からしたら、涙が枯れるくらい悔しいと思います。しかし、一日も永く仲間と野球をやろうというひた向きな姿を観ていると、逆に私の方がしっかりしなくてはと戒められてしまうこともあります。

私からこのようなことを言っていいのかわかりませんが、人生これからの方が長いです。予期していない困難もたくさん待っていると思います。中には、営業であれば確実に取れると思っていた契約がスルリと逃れてしまう経験をする人もいるかもしれません。しかし、彼らはこの苦く特殊な経験から、立ち直る力を持っています。ですから、他の世代よりも強い考え方を持ち、期待が出来る存在になり得るかも知れません。

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