見出し画像

VOl.6 研究ノート

今回も脇道へ。

ある時、倉下忠憲著『すべてはノートからはじまる』を読んだ。
https://www.seikaisha.co.jp/information/2021/07/05-post-190.html

私は研究ノートを持っている。
思えば、学部3年生の時から、研究用のノートを作っていた。まったく同じノートを継続して購入して使っている。

ノートの中身は多岐にわたる。
①読んだ文献の引用や要約、文献の所見
②文献等を通して考えたこと
③原稿の草稿や下書き
この3つが主だったものである。

書きためたノートは手元においている。後々振り返ったり、行き詰まった時の地図や道しるべにしている。
ノートの一部を印刷して加筆したり、書き替えることもある。

一方、デジタル時代にもかかわらず、なぜ紙のノートにこだわるのか。
紙のノートに書くことで、手を動かす。このプロセスを通して思考を回している。また、ノートをキャンパスにたとえて、自由に手を動かして記録できるのも魅力の1つである。
そして、振り返りが容易でもある。ノートに記録を残しながら、前後を振り返ることができ、思考が整理されていくように感じる。過去の筆跡から当時の記憶を辿ることができるのも大きい。

なにはともあれ、様々な形で思考の形跡を残すことが重要である。
そして、ボヤでノートが燃えて無くならないように、気をつけるばかりである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?