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昨日、全国の緊急事態宣言が解除されました。

長く、苦しく、辛い自粛生活にもようやく希望の光が見えてきたといったところでしょうか。


私たちは本当によく頑張りました。

めちゃくちゃしんどいし、これからも我慢は続くけど、

ようやく、少しだけ、

いままでの頑張りが報われた気がします。



さて、話は変わりますが、

私は小学6年生の時に会津地方で東日本大震災を経験しました。

いま、当時のことを振り返ると

本当に奇妙な日々だったなぁと思います。


大学は県外に進学し、同じく県外に進学した中通りや浜通りの人と出会う機会が増えました。

出会ったみんなと、あの時の話、いままでの話、そしてこれからの話

たくさん、いろんなお話をしました。


それぞれがそれぞれの場所で懸命に生きていたんだな、と思いました。

そして、出会うまで生きていてくれてありがとう、と思いました。


あんな経験は一生に一度あるか、ないか、

そんなレベルの出来事です。


小学生、中学生、高校生という多感な時期に、

福島で震災を経験し、

そして、いま、生きている。

本当に、これだけで私たちの人生は価値があると思うし、

胸を張って生きるべきだと思います


そんな私たちを襲った新型コロナウイルス。

高校生活、大学生活、就職活動、新社会人生活

ただでさえ不安でいっぱいだったのに、

さらなる不安で覆いつくされました。


多くの人が

こんな時に高校生なんて、就活なんて、新生活が始まるなんて、かわいそう

と言います。


私は、じつは、これがめちゃくちゃ悔しい。

私たちの最高な人生に向かってかわいそうなんて言わないでくれる?!!

かわいそうとか勝手に決めつけないでくれる??!


このマインドなのは私だけかもしれないけれど、

本当に悔しいです。


たしかに、

多感な時期に東日本大震災を経験し、

不安で溢れるこの時期に新型コロナウイルスに襲われた

私たちは不運かもしれません。


でも絶対にかわいそうなんかじゃないし、

震災を経てなお、つよく生きている私たちに、

乗り越えられないことなんてないと思っています。


思ったより現代は何も解明されてないし、

人間の体はぜい弱だし、

私たちの心はすぐに壊れてしまう。


災害はよく起きるし、

誰も悪くないから余計につらいし、

もう嫌だ!!!って叫びたくなる時も結構ある。


でもそんな中に、

ほんのちょっとだけわくわくがあれば、

人生、最高ー!!!って思えるんじゃない?!

と心の底から思っています。


私たちの人生はたのしいし、

私たちの福島は最高だ!!って

みんなで少しずつ証明していきたいです。


きっと日常は戻ってこなくて、

これから新しい日常が築かれるのだろうと思います。


新しい日常が始まるからこそ、

新しいわくわくが生まれると信じて、

最悪かもしれないこの状況を、

しっかり乗り越えられたらいいな~!!


そしてちゃんと乗り越えられたら

こんなこともあったね、って

福島で笑いあいましょう。


私たちは、もう少しだけ、

「コロナに勝ったら、ふくしまでやりたいこと」

の活動を続けます。


そして、この活動をする必要がなくなったら、

また新たに、

福島のためにできることを行いたいと思っています。


私たちにできることは微力かもしれないけど

少しずつ、みんなで、たのしい未来を考えることができたらいいな、と思います。


これからどうなるか分からないけれど、

自分自身や大切なひとを守るために、

もう少しだけ頑張りましょう。


はやく福島に帰りたい!!!!!!!






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