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小倉から鹿児島へ自転車で向かう

前述

この旅をもって日本一周が完了しました。なんやらかんやらで長かったですが最後まで一日に100㎞以上走れる体のままで終われたのが非常に良かったです。
そしてこっちのルートそんなに情報がないのでいつか似たようなことをする人のために残しておきます。とりあえず基本は10号を走ってればいいと思います。

小倉から行橋まで

相変わらず出発までは何もかもが億劫。さらには連休による新幹線の混雑度で出発が12時ほどになってしまった。
新幹線でも5時間はかかる道のりなので本当に困ったもんなんですよ。とにかく揺られながら「今までここを、、、、」とは思いますが、まぁそんなに覚えてませんよ。
ひとまず小倉に降りて自転車を組み立て、、、られる場所を探す。かなりあるかされてようやく開始です。今日は体調の確認も含めて行橋で22㎞程度の行程。「ほーこれを5セット走るくらいか」そうなんですよ行けそうなんですけどね。寿司屋で開会式、うまし。

Kaishi Zake

行橋から大分へ

ここから本格的に開始です。本当にやるまでは1日100㎞も走れるか不安なんです。もうアラフォーなんですよこちとらけど終わった今なら言えます。運動習慣のない奴は25くらいから実感するのかもしれませんが私はずっとフィットネスは続けてるのでそこまでの低下はしていません。
というわけで一路大分へ今回は緩い峠があるのですが、正直今迄から比べればそんなにきつい印象はないですね。

Wassyoi

走破するのにとにかくきついのは温度です。32度とか出ていますが日向+コンクリのバフがかかってます。ちゃんと休憩は日陰でしないと即熱中症コースだと思います。

Umasou

とりあえず100㎞は達成しました。いやー良かった。内臓の疲れが怖くて早めにホテル帰って寝ちゃう本当は旅先で鯨飲したいんですけどまぁ目的があるのでね。

100㎞

大分から日向へ

良かったですね100㎞ですわ。けど筋肉痛がしんどいなあれ?と思いながらネットの記事では難関とあった地点へ。確かにしんどいけども今回でいうと都城~鹿児島に比べたらそんなでもない。

空はきれいだけど暑いからいや

延岡までで終わろうと思ったのですが、日向まで行けました。ただ、30分くらい延岡でまだこぐんですか?
延岡のが飲み屋あるっぽいし、エロっぽいですよ、、、とは思ったのです。そして地方のスタバは涼しいし他もコーヒー一杯で粘ってるし、個人の作業用の机&椅子なので作戦会議に最適です。自転車をこいでると休憩を後伸ばしにしたまま峠に入ってしまうこともあるので、スタバを見たら休憩でもいい気がします。

飲み屋街@日向

日向の飲み屋は結構駅とは対照的に古めかしい感じでした。東九州はスナックだらけでびっくりします。高校出た後の仕事に普通にスナックが入ってそうです。
適当に飲んでたらオーナーが入ってきて横で飲んでました。「宮崎は東京くらい栄えてる」とか「彼が俺をオーナーだと信じてなくて~」とかなかなかパワーのあるでした。「動ける今、金を稼ぐんだ」とのことでバイタリティがある人はすごい。

日向に侵される日向

この後にバーとスナックに行って帰るんですが、一貫して地元に日向坂人気はありませんでした。役所の無駄遣いはどこに行っても聞いた気がします。そういえば今、日向坂を支持してる層って40オーバーのおじさんだから宣伝効果としてどうなんだろうと思った。結局道楽で日向に来る人間を考えると若いのは金持ってないし統計的にみると正しいのかもしれない。

日向から宮崎へ

もう、腕と手のひらが痛い。あと腰にも来ている、結果サドルが下がっていた。さらに六角レンチがそのサイズのがなくなってた。いろいろ出始めている。

サーファーの聖地あたり

なんやかんや二日連続で100㎞を超えて体がしんどい、なので今回は距離を落として宮崎を目的地とした。
googleの高低差はそこそこ見てルートを決めているので宮崎から50㎞はさすがにしんどい(そろそろ都会で遊びたい)の判断です。

宮崎の街、東京には負ける

到着してまず思ったのはそこまで大都会じゃないかも。とりあえず洗濯も早々に寿司屋にかけこみ次に品のいいコの字のおしゃれ飲み屋に入った。クラムボンが流れてたのが印象的だった。そういえば郁子さんが九州だったなと。ここで鳥のたたきも食いました、結構おなか壊す人がいるそうです。

食いかけ寿司

さらに日本酒バーに入ってキルギスの人とお話をした後にその子がおすすめのアニソンバーにいった。程よいエロトークで良かったです。
飲み屋が多い場所に引っ越してぇなぁ。

宮崎から都城へ

もう手のひらが死ぬ、、、確かにあんまクッションないけど。ケツはよくききますけどもと思いながら都城へ向かいます。この日初めて牛丼屋へ毎回初日くらいには食ってるんですが珍しく今回はこれが初です。

gu

登りはそれほど厳しくなかったです。心配事も減ったところでボチボチ帰宅が視野に入ってきます。前回鹿児島からは新幹線を使いましたが、累計8時間程度必要だったと記憶しています。したがって今回は空路を使おうと思いました。事前の調査で2日前までしかチケットが取れないので最速で帰るなら予約の必要があるからです。料金を見て最速だと3万越えで一日遅らせるとイチキュッパーでした。なので遅らせることを決意します。航空会社はスカイマークを使ったんですが、やり取りの中でメジャーを買いに行って自転車を臨港スタイルにして計測しています。結果オーストリッチならサイズ的に行けるだろうと思いますが、今後空路を考えている方は輪行時のサイズを計測しておくことをお勧めします。

umai-shitake

そうなると、余裕が出ます。「今日は行けて霧島かー」というのと明後日30㎞暗いだけこぐのか?とかいろいろ思い浮かびましたが決め手は一つボルダリングです。

yoine

鹿児島にも霧島にもボルダリングが到来しておらず、ここを超えたら横浜に帰るまで一度もできなかったので行ってきました。そんなに壁の高さもないですが、少ない手数でもそこそこ遊べました。一緒に上ってた女の子がかわいかったです。

その後は酒飲んで終わり、それなりに飲んでるっちゃー飲んでますがな。

都城から鹿児島へ

今日は登らんだろと思ったら結構上らされました。予定外に上るとしんどいです。それよりも危険なのはその後の下りです。鹿児島から都城に行くとしたら10号線は使いたくないですね。具体的には8㎞の8%の下りor登りが待ってます。
他の自転車乗りの記事を見ると鹿屋の方から回りんでるのを結構見ます。

kanban

ブレーキを必要とする長い下りはストレス甚だしいです。何より私は手のひらが痛いんだって。ただそれが終わればただ延々と平坦な道を行くだけです。霧島のあたりに着いたらもうあとはエピローグです。

iruka

途中は水族館にも行きました。忘れていましたが回っているうちに二回目だなーと思いました。福岡→鹿児島の時も来ているのです。ただまだコロナの影響下だったので街がこんなに賑やかじゃなかったなと夜街を歩いててに思いました。

owari

遊びたかったので、天文館の近くに宿をとりました結果終点とする鹿児島中央駅まで行かなくてもよかったのですが写真だけ撮影しておきました。これにて日本一周終了です。特に感情はわかず「早く酒飲んでねてぇ」って感じでした。んまぁ、淡々と終わるもんですよ。

次の日桜島に行ったり、桃色商店街なんかも行きました。が最後のほうはヘロヘロでした。前回は一日寝たら治った気がしたのでどんなもんやら。
あと今回装備でオークリーのサングラスが最高でした。面積広いしいいなーと

あと以下のナビゲーションが役に立ちました。ブライトンのアプリでルートを作ると裏道ばかり行くんです。結果、その通りには進まないのですが概ね到着までの距離が見えたりするのが心理的安全が出来るのでいいなと。

あと最近話題の電動ポンプ、こいつがあると飛行機の難易度がガクっと下がると思います。おすすめです。


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