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『自分でビジネスがしたい!』という望みがある人へ。

これまでの私の人生

『自分でビジネスがしたい!』
思えば私は、学生時代からずっとそんなことを望んでいたような気がする。

『仕事』というものをあまりちゃんと考えてこなかったのかもしれないけれど、子供の頃の私は、『大人になったら楽しく自由に生きたいなぁ。』とどこかで望んでいたように思う。

小学生の高学年になると、漫画にハマり、私もイラストを描くことが好きだったこともあって、漫画家になりたいなぁ。と密かに憧れていた。
漫画の話の合間に漫画家の人の日常が描かれているのを見て、楽しそうに自由に仕事をしているように見えた。

だけど、中学に入ると今までの呑気だった生活がガラッと変わり、急に勉強や部活などで忙しくなり、少しずつ、日常にやりたくないこと・しなければならないことをする時間が増え、『漫画家っていいなぁ。』とか妄想にふける時間やのんびりする時間が減っていき、いつしか漫画を描く時間がなくなっていった。

こうしていつの間にか、社会のレールに乗って人生を歩むことになったわけなのだけれど、そうすればそうするほど自分自身が生きづらくなっていき、気づけば子供の頃にやりたいと考えたこともなかった仕事をし、毎日なんだか体が苦しく滅私奉公しているような感覚で生きるようになっていた。

そしてやがて、その生き方が限界を迎えた私は、『人生を変えたい』と強く思い、今があります。


陰極まって陽となってきた人生

そして今はどんな風に生きているかというと、自分の好きなことで開業し、お菓子の製造のバイトをしながら自分でもお菓子を製造・販売しています。(2023年4月~引っ越しの為に新しい工房建設の為に販売はお休み中)

年齢でいくと36~37歳位からですが、そこからようやく、自分の人生に手ごたえというか、納得感を感じながら生きられるようになった気がします。

それぞれのステージに合った選択を

私は、自分に合った生き方を無視していった結果、転職すればする程、どんどん自分とかけ離れた仕事を選ぶことになり、最終的には子供の頃考えもしなかった、介護の仕事に就いていました。
(介護の仕事が悪い。という訳では無いです)

そして5年程働いて辞めたわけですが、当時は悩んだ末に辞めたものの、仕事を辞めたからって当然ながら直ぐに自分でお金を稼ぐことは出来ません。

何故ならこれまでずっと、雇われる仕事の仕方しかしていなかった私が、急に仕事を辞めたからといって、『仕事を生み出す・作り出す』という発想が生まれてこないからです。(私は結果、貯金がどんどくなっていくだけでした(;^ω^))

労働の対価としての稼ぎ方から、無いところからお金を生み出す稼ぎ方へ少しずつ舵をきる。

もし今どこかで勤めていて、『自分で何かしたい。』という気持ちの人が居るのなら、
『100円でもいいから自分でお金を貰う経験をしてみる』
『自分でビジネスをする講座を受講してみる』
この2つを経験してみるのがいいかと思います。

というのも、この2つは、私が仕事を辞めてから色々経験し、そして、今振り返ってみた時にあの時の自分に言うなら、この2つのことをアドバイスするだろうと思うからです。

1.100円でもいいから自分で考えた事でお金を貰う経験をしてみる

本当に先ずは何でも良いと思います。
・メルカリで何か売ってみる、
・自分の出来ることでワークショップをやってみる、
・アクセサリーを作って売ってみる、
・アフェリエイトやってみる、  etc…

これらをやってみることで、自分で値段を決めて、人に提供できることを考えてお金を頂くことの思考回路の違いに気づくと思います。
もしかしたら、自分が現時点でどっちの思考回路なのかが分かる人もいるかと思います。

そして勿論、現時点で前者の思考回路だからって自分でビジネスするのは向いていない。というわけでもないと思うのです。慣れてないだけ。
そこから少しずつ、仕事を生み出す思考回路にしていけると良いと思います。

2.ビジネスの講座を受けてみる

私はこれが一番言いたいかもしれない。
何故ならビジネスの講座というものは、大体値段がするものが多いので、仕事を辞めてしまうとなかなか受けられなくなる可能性があるから。

実際私も、仕事を辞めてからはなかなか大きく稼げなかったこともあって、何か講座を受けるということもあまり出来ませんでした。

そしてそんな私が思うのが、雇用されていて1番のメリットというのは何より、お金が安定して入ってくること。嫌な仕事をしていたとしてもこれを使わない手はない!!と思うのです。

大体上手くいっている経営者の方というのは、物事の捉え方なんかも前向きだったり学ぶことが多いので、そこに集まる人と交流することで気持ちが変わる事もあると思います。

講座を受けることで、仕事を休んだり、有給を取ってみたりして、今までしなかったチャレンジをすることも出てくる。
そういう小さなチャレンジをしていくことで、考え方が変わり、選択が変わり、気付けばスタート地点から比べると全然違った選択が出来るようになっていることだってあるかもしれない。


ビジネスの講座を受けるなら、女性に合った働き方をしてて、幸せそうに感じる人のものを選ぼう


男性が上手くいく仕事のやり方と、女性が上手くいく仕事のやり方は違う。

それは私自身と私の旦那さんの仕事のやり方を見ていてもそう思うし、私もこういうところあるなぁと感じます。

男性は他者に貢献して喜ばれることで自分自身も喜びを感じるけれど、女性は他者に貢献することで喜ばれても、そこに自分自身の喜びが無いと身を滅ぼしたような感覚になってしまうような、そんな感覚。(あまり上手く説明できないのだけど)

勿論男性だって、やりたい事やって生きるのがいいに決まっているけれど、男性の方が女性よりも他者の喜ぶ姿を見ることに喜びを感じられる度合いが高いような気がするのです。

で、今幸せに働いている女性経営者の人は、その違いも分かっていたり、それを言語化出来たりもするから、是非、そういうことを分かっている人の講座を受けると、女性なら自分らしい幸せなビジネスを出来る可能性が高くなるかと思います。

とは言っても、一番大切なのは、自分自身の、『この人の受けたい!』という感覚!
なので上記のことを私が言っていたとしても、どうか自分の感覚を一番大切にしてあげて下さい。


方向性が決まったり、お金を稼ぐ手ごたえを感じてから退職できるとベスト!

一番ベストなのは、会社で働く給料よりも自分で稼ぐお金が上回ってから辞められることですね。(自分も周りもそんな人いなかったですけど)
もしくは無形でも有形でも何万か売上があったりするといいと思います。
そうでなくても、退職してからの方向性を明確にしてから辞められると良いです。(一人暮らし等の場合には貯金額にもよりますが。)

私は当時、次に何をしようかも明確でなかったのに辞めた為、貯金を切り崩して生活し、不安になってバイトをして、また嫌になり・・・ということを何度か繰り返し、心がすさんでいく。。。(/ω\)
という経験をしました。

勿論、非常に過酷な状況とかの場合とかは別です。
とはいえ、私のような人の場合は、まだ辞めずとも出来ることがあることの方が多い気がします。

もし学生とか、自分がまだ20代前半とかなら

もし目の前に、まだ20歳位で、
『自分で何かやりたい。』と思う当時の自分が居るなら、なんて声をかけるだろう?

でも当時の私は今思い返してみても、一番自分に近いことをやっていたと思う。

だけどそれは、どこか『楽(らく)』を求めていたように思う。
『好きなこと』より『条件』で仕事を選んでいた。

『こんなことやりたい。』ということより、
休日、福利厚生、給料、通勤時間。。。
勿論これらもどれも大切なことなのだけれど、一番大切なのは、

『働くうえで、自分が一番大切なこと。その仕事。自分が何を一番やりたいのか?』

休日とか、給料とか、通勤時間とか、若い時が一番体力ある。一番なんとかなる!

給料だって、年取ってからお金ないのは精神的に辛いことも多いけど、若い時に金ないのは全然なんとかなるし、おごってもらいやすい!(笑)

だから、妥協せずに、自分が一番やりたいことを選ぶのがいいと思う。

若い頃の自分は分からなかったけれど、『若い時には苦労しろ。』という言葉は、もしかするとこういうことなのかもしれません。
(やりたくないことを苦労してしろ。ということではなく、一番大切なことを妥協無く先ずはしっかりと選べ!それ以外の苦労は後からいくらでも変えられる!ということかと。)

実家に住んでる人とかもまだ多いだろうし、失敗したって何とかなりやすい。(勿論親との関係性にもよるだろうけど)

しかも、既にやりたい事ややってみたい事があるなら、それを無視してわざわざ自分とかけ離れたことをして人生を遠回りすることもないと思います。


今の自分から過去の自分の様な人へのエール

気がつけば、これまでの自分の人生を振り返ることになっていましたが、最初の記事ということもあって、私の自己紹介も兼ねて(^^)

こうやって振り返ってみても、少しずつ自分自身から離れていった仕事をした時も、今は不思議と納得しています。

特に介護の仕事は、一番感謝する部分が多いですし、気付くことも多かったし、人間力というか、体感からの学びが一番多かった!
介護の仕事は、誰がやっても何かしら得るものはある気がしますね(^^)

と、こんな風に偉そうに書いてしまいましたが、私だってまだまだ全然なのです。ただ、0→1が出来ただけ。
だけどその、0→1が一番エネルギーがいるとも思います。
(1が出来さえすれば、続けてればある程度のところまではいける。)

このnoteを見てくれた方が、現在どの段階に居たとしても、どこからでも、より良い人生を歩めるので、是非自分の人生を諦めないで歩んで行って欲しいと思います(^^)


それでは!


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