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学生に混ざってゆめみUXチームのインターンに参加してみた Part1 〜プロセス紹介編〜

株式会社ゆめみのUIデザイナーかえでです。本稿では、学生に混ざって参加させていただいた弊社の「インターン生自身がインターンプログラムを設計するインターン」に参加してみて、チームでどのようにプログラムを設計してきたかを振り返ります!

参加のきっかけ

今回のインターンは、多くの企業で学生向け短期サマーインターンが盛んに開催されている時期に「ゆめみでもサービスデザインのプロセスが勉強できるインターンを受けてみたいです!」という問い合わせを大学生から2件いただいたことがきっかけで始まりました。しかし2人の希望を叶えるようなインターンプログラムは弊社には存在しなかったため、UXチームメンバー内で相談し「インターン生自身がインターンプログラムを設計するインターン」が開催されることになりました。

私は普段UIデザインチームで業務をしていますが、サービスを設計する上流の領域にも興味があり勉強中だったため、社員でありながら今回のインターンに学生と一緒に参加させてもらうことになりました。また、デザインを勉強中のフロントエンドエンジニア1人も参加することになりました。社員でも学生に混ざって興味のある分野をインターンで学ぶことができる会社は珍しくて面白いなと思いました。

今回のインターンの全体像

今回のインターンでは、入社1年目の私と同期のエンジニア1人と学生2人の4人で協力しながら1つのプログラムを設計し、週に1回2時間設け、必要であればそれ以外の時間にもUXチームのメンター3人にフィードバックやヒントを貰いながら4週間の期間で進めていきました。最終週では一般参加者が参加できるオンラインイベントで、インターンプログラムの発表会とβ版としてミニワークの体験会を行いました。以下の図を参照していただけると今回の取り組みの全体像が分かりやすと思います。

インターンnote

1. 当事者としてニーズブレスト

実際に私たちがどのようなプロセスを経てプログラムを設計したのかを解説していきます。チームメンバーは全員UXデザイン初学者だったため、初っ端から「何から始めればいいんだろう...」と戸惑ってしまいました。「教科書通りに進めるとまずはターゲットであるペルソナを立てる必要があるのかな。でも、ペルソナってどうやって作るんだっけ?」と考えつつ、早速メンターにヘルプを求めました。そこでもらったアドバイスは、「チームメンバーは今回設計するサービス(インターンプログラム)のターゲット当事者と近い属性を持つためペルソナを立てる必要はなく、当事者として体験したいことをブレストすれば良い」というアドバイスをいただきました。体系に囚われすぎていて本質を見失っていたなあ、と痛感させられました。

当事者として体験してみたいことをブレストしてみると、「この進め方で合っているか進める前にフィードバックが欲しい」、「複数の視点からの意見が欲しい」、「他の参加者の進捗を見て不安を解消したい」などのニーズが発見できました。その後は共通している欲求や課題や似た視点のアイデアをグルーピングし、個人が各々考えたことをチームで把握できるようにしました。

これらのワークを経て最終的に決定したインターンプログラムのテーマは「現場の人から具体的なフィードバックを得て、自分史上最高の成果物を残したい」です。

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2. 事例のリサーチ

ニーズは洗い出したものの、これをどうプログラムに落とし込めばいいのかと悩んだ結果、まずは解像度を上げる必要があると気づいたため、他の企業がUX/UIデザイナーを志望する学生向けにどんなサマーインターンプログラムを提供しているのかをリサーチしてみることにしました。

その中で着目した点は、内容日程フローの3点です。まず、どれくらいの難易度、解像度でテーマ設定をしているか、制作を進めてもらうのか、それは実現できたのかなどの内容をチーム全員で見ていきました。次に、テーマに対して設定されていた期間と、運営側がオンボーディングやフィードバックなどに使う稼働時間などの日程を見ていきました。そして最後に、どんなプロセスを提示して学生の制作をガイドしたのか、用意した環境やワークのための使用ツール、チーム人数等のフローを確認しました。

3. 粗めのプログラム設計

自分たちのニーズや他社のインターンプログラムの構成も理解できた上で、各自で仮説を立てて理想のインターンプログラムを粗めに設計していきました。一度各自で考えたことで、自分一人では考えられなかったアイデアやチーム全員が共通して体験したいと感じていることなどを洗い出すことができました。

4. チームで方針の認識を確定

次に、全員が設計した粗めのプログラムから見えてきた、チーム全員が目的達成のために必要だと考えて挙げた共通の要素をまとめました。同時に、メンバー間で立てた仮説がずれている部分や、仮説時点で曖昧なままになっている点を洗い出し、検討する必要がある事項を整理しました。共通の要素は骨格として確定させてしまい各々が考えたプログラムをマージしました。その後、不足箇所を埋めたり詳細を詰めていくとついに大まかな全体像が見えるようになりました。

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5. プログラム詳細と提供するテーマ決め

最後に、インターンプログラム中に運営側が割ける稼働時間や、募集段階で何を用意するかなどを考慮しながら詳細を決定していきました。

同時に、学生にどんなテーマを与えるかをブレストしグルーピングしたのち投票式で決定しました。プロダクトのテーマに「自分史上最高の成果物を残したい」とあるように、何をどこまで指定して、どんな成果物を作ってもらうのか、テーマ設定の調整は学生の学びにも成果物の質にも非常に大切だということにワークを通して気付けました。そのためテーマを決定する際は、学生がユーザー視点に立てて、個人の趣向によって当事者意識に差がでにくいテーマ(with コロナなどの同時多発的な社会現象など)を提供できるように心がけました。その結果設定したテーマは、「物理的に学校にいけない学生のためのコミュニティ形成アプリ」です。

ここまでで、プロセスの紹介は以上です!出来上がったプログラムの詳細についてはこちらの記事を読んでいただけると分かります。




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UX/UI designer