見出し画像

統計検定3級に受かったよ

ごりごりの現場システム開発にて色々不運な巡り合わせもあり、適応障害を発症してしまった私。
係長のまま復職はできたけれど、以前のままの仕事のやり方では再発してしまうかも。
そう考えたとき、データ分析のスキルという、現部署ではちょっと異色なスキルを身につけることにした。

データ分析の守備範囲は広い。データ分析の専門部署で働くという選択肢もあるし、そうでなくても数字が仕事には溢れており、データドリブンに業務するのは、やってやれなくはない。それを係長としてのアウトプットに生かしつつ前のような働き方はやんわりお断りする。「あいつはそういう変なやつだよね」って思われたらいいなー。(上手くいかなかったときの脱出オプションはいつでも手のひらに。)

そんな思いで勉強をしてたんだけど、この度、めでたく統計検定3級に合格することができた。
ぱちぱち。

まぁ、3級は高校レベルの範囲となっており、統計検定は2級以上じゃないと、実務的な資格として有効じゃなかったりする。

でも2級て大学レベルですよ?文系で、高校受験のときに「かえでさんは数学のセンスありますねー」なんて社交辞令レベルの言葉を心の支えにしてるだけのワタシが、そんな短期間にとれないやつ。
2級合格のために1年間(ないしはそれ以上)無資格で「データ分析勉強してます!」て言ったって、他人からしたら趣味の領域。どんだけ分かってるかって、推し量れない。その間に万が一良いポストの募集があったとしても、「勉強してます!」だけで「採用!」となはならない。
でも、ちっさくても、エントリーレベルでも、資格持ってたら、少なくともそれを取るだけの勉強はしたんだなって、分かるわけで。ゼロだった可能性が、0.000000000001%くらいにはなるんじゃないかな。そうでありますよう!

復職って、実は、自分についてしまったイメージを変える機会かも。
「今までの私は、とにかく数をこなして成果をあげるタイプでした。それで潰れてしまったので、今後は○○以上の残業になるときは相談します。またデータ分析や効率化ツールを使いこなすことで成果をあげるよう試みます」
て人事もいる前で言ったら、それ自体に異議を唱えることは難しい。で、なるたけそういうキャラを貫く。もし、やってみたけどKPIに足りなければいつかは肩叩きにあうかもだけど、同じ轍をふんでまた休職するより職務経歴書上はぜんぜんマシ。「休職の経験を経て新たなスキルを得て就業継続しました」て書ける。そのスキルを買ってくれるところを探す。

そういう前向きな自分とは裏腹に、不安が込み上げてくることもある。

ほんとにそんな上手くいく?3級合格もギリギリだったのに、これから2級についていける?周りと違う自分に、ほんとに居場所はつくれるの?

不安になるときは、自分への期待値が高すぎる、って最近気づいてきた。「データ分析でそれなりの人になりたい」「組織でよい位置にいたい」そんな思いが後ろにある。

私はポンコツ。ポンコツ。一回組織人として転げ落ちたんだから、また何かあっても、「まぁ自分でそんなもんだよねー」なだけ。そのうえでできることをしてみる。明日は今日と違う明日になったら面白いねと思って、ちょっと試してみるだけ。

そんは風に揺れながら、今日も仕事に向かってる。