ワクチン差別、むしろ起きないわけがない

医療、介護、そのほかの接客業なら、そりゃあ打たない人は差別されるだろう。それはもう職業上、求められるものであって、それに文句を言うなら「寿司屋でバイトしようと思ったら、ネイルやめろと言われた」と文句言っているようなものだ。

可哀想だと思わなくもないが、仕方ない。

まぁ、打ちたくない気持ちもわからないでもない。若い人ならコロナにかかっても死なないし、副反応への恐怖をこんなにも煽られていたら、仕方ない部分もある。

「できるだけ健康に暮らせる確率が高い選択をしたい」という目的から目的合理性を考えるなら、たぶん打った方がいいのだろう。副反応の割合なんて、車で事故る確率みたいなものだろうし。「リスクがゼロとは言い切れない」とか言い出したらキリがない。「コンビニのおにぎりに毒を盛られている確率はゼロではない」みたいな話で、考えても無駄だ。

ただ「ワクチンを打ちたくない」という価値観から価値合理的に考えれば、打たないことが合理的ということになるので、その決断も合理的ということになる。

なので僕はその決断をとやかく言うつもりはない。

それでも、差別は避けられない。今後、ワクチンを打った人への割引とか、ワクチン打った人しか参加できないイベントとか、そんなものが増えてくると思う。

もちろん、差別なんてない方が良い。でも現実的に起きるだろうと思う。

仕方ないことだし、そんなことにいちいちめくじらを立てるべきではない。もっと怒るべきは他にあるだろう。

政治家たちは、みんなにワクチンを打たせて、通常の経済活動とやらに戻そうとしている。オリンピックとかいうクソイベントも無理矢理実行しようとする。

通常の経済活動になんて戻らせてはならない。馬鹿みたいに働いて、馬鹿みたいに消費させられて、馬鹿みたいに精神を病むような日常に戻ってはいけない。

ワクチンを打って休もう。ワクチン休暇のまま、ずっと休もう。

政府に要求すべきはこうだ。

「金を配れ」とか「家賃タダにしろ」とか「借金帳消しにしろ」とか「資本主義をぶっ壊せ」とかそんなのだ。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!