「実力もないくせに偉そうなこと言うな理論」が嫌いだ

もっともらしく聞こえるが、見ただけで矛盾していることがわかる。お前が一番偉そうだよ。

なぜか、実力があるorないの基準が、完全に発言者の裁量次第ということになっているのか、僕は理解できない。

なぜ僕がその人の基準に従わねばならぬのかもわからないし、そもそも実力がなかったら偉そうなことを言ってはいけない理由も不明だし、ツッコミどころが多すぎて逆にツッコミづらい。

そして大抵、肝心の「偉そうなこと」に全く触れられていないことがほとんどだ。僕が実力があろうがなかろうが「偉そうなこと」の内容はせめて吟味して欲しいものだが、検証にすら値しないというわけか。

ますます「何様なのか?」と聞きたい。

この手の紋切り型の決まり文句は、権力を振りかざすために都合がいい。実質的には権力を振りかざしているだけなのに、あたかも論理的かつ大人な対応をしているかのごとく取り繕うことができるからだ。

欺瞞的だ。嘘くさい。嘘くさい。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!