高校野球2017年夏 セイバーメトリクスによるベスト8予想

それではブロック別に勝ち上がりを予想してみましょう。

組合せはこちら

最初にこのブロック。

このブロックは松商学園と盛岡大付属が双璧です。どちらもエース級のピッチャーが複数いて、K/BB、BB/Kの指標のバランスがとれています。

つづいて強豪校がひしめくこのブロック。

下馬評では横浜や秀岳館だけどデータでは聖光学院の投手力がダントツに高い。それと中京大中京の打線の規律の高さ(四球を取る力)が素晴らしい。黄色は50校のなかでベスト10に入っているチームです。このブロックは聖光学院と予想します。


高橋昂也投手を擁して2勝した昨年の花咲徳栄も打撃では出塁率が高く、投手陣は奪三振・与四球ともに高校球界ではトップレベルのチームだった。今年も昨年と全く同じ傾向のデータとなっているのは岩井監督の規律が徹底されている証拠だろう。木更津総合の山下投手と花咲徳栄打線の勝負になると思います。このブロックは花咲徳栄と予想します。

智弁和歌山と興南が初戦で当たる。ここの勝者と大阪桐蔭が同じブロックで対戦すると思うので、この勝者が日本文理とベスト8をかけて戦うことになるだろう。阪神OBで智弁和歌山のコーチに就任した中谷さんのバッテリー指導に注目。ここは難しい。でも敢えて智弁和歌山と予想します。

投手力がダントツにいい福井の坂井高校と出塁率を高めるチームづくりを意識的にやってきている大分の明豊高校の戦い。ここは坂井がベスト8に進出すると予想。


出場50校のうち、No1の投手力の神戸国際大付がこのブロックを制する。大垣日大の投手陣も相当な力があるが、選抜ベスト4の報徳学園を破った神戸の勝負強さが勝る。


いきなり波佐見と彦根東で彦根が勝ってハズしましたw。すみません。でもこのブロックは東海大菅生で間違いないはずです。清宮を抑えた東海大菅生の投手陣は本物です。


打撃陣は圧倒的に三振が少なく、投手陣は四球が少ない。規律のあるチームの二松学舎が頭一つ抜けている。明桜の二刀流、山口投手が完封レベルのパフォーマンスをすれば僅かに勝機があるかも。


というわけで僕のベスト8予想は

松商学園、聖光学院、花咲徳栄、智弁和歌山、坂井、神戸国際大付、東海大菅生、二松学舎大付の8校となります。大阪桐蔭がはずれているので不安で仕方がないw。前みたいに、1回戦が終わるごとに対戦相手を抽選するほうが先が見えなくて面白いのでそうして欲しいです。

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