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【仕事術ー環境編】まとめてみた-メンタリストDaiGo「心理分析してみた!」

仕事の効率化を目的としたデスク周辺の環境作りの放送内容をまとめています。

放送名:最強のデスクー仕事や勉強がはかどる机まわりの環境の整え方


職場の4つの環境

職場のデスクタイプを4つに分類し、それぞれの作業効率を比較している。

1.リーンタイプ:シンプルで機能的なデスク。

2.エンリッチ:植物やアートが置かれたデスク。リーンより作業効率が17%向上。

3.エンパワード:個人の権限で自由にカスタマイズできるデスク。リーンよりも作業効率が31%向上。

4.ディスエンパワード:カスタマイズが許されないデスク。4つの中で最も作業効率が低く、日本企業の多くが採用しているタイプ。

個人に裁量権があると幸福度が向上するという背景からも、エンパワードなデスクにすることで、仕事の生産性が向上する模様。


エンパワードの効果

作業効率が最も高かったエンパワードなデスクタイプにおける4つの効果。

・ユニークさのアピール
個性を体現する飾り付けをすることで自分らしさを表現することができる。

・スキルの明示
自分の所持しているスキルを象徴するもの(トロフィーや書籍など)を置くことで、貢献できる分野を第三者に明示することができる。

・帰属意識の醸成
職場の仲間と共通するアイデンティティーをシェアすることで、帰属意識を高めることができる。

・会話スターター
会話を始めるきっかけ作りになる。


オフィスタイプとフリーアドレスの生産性

パーティションでデスクが区切られたようなオフィスタイプのデスクは、周囲からの視線によって集中力が妨げられないため、生産性が上がることが分かっている。

フリーアドレスのように毎回座席が変動するような環境の場合、警戒心が働いてしまうため集中力が低下する。

個室でフリーアドレスという組み合わせが最も生産性を高める組み合わせ。

可変式スタンディングデスクの効果

立ったり座ったりできる、可変式のスタンディングデスクにおける効果を3つ説明。

1.生産性が46%向上
2.普通の座席に比べて座っている時間が1.6時間短い
3.75%の人が、何かしらの身体的不調が減ったと申告


以上からも、スタンディングデスク(可変式)には身体機能と認知機能の向上の可能性がある。


デスクの整頓状況と認知機能の変化

デスク周辺の整理整頓状況によって、脳の働き方が変わる。

散らかったデスク:クリエイティブな作業に向いている
整頓されたデスク:緻密で短調な作業に向いている

なお散らかったデスクのデメリットとしては、誠実生が低下する傾向があるため、目的や状況に応じて意図的に使い分ける必要がある。


デスク周辺の観葉植物の効果

デスク周辺に何かしらの観葉植物を置くと集中力が向上し、生産性が15%向上する。(補足:人は旧石器時代からほとんど進化していないため、森に囲まれていた旧石器時代の生活スタイルで最大限のパフォーマンスが発揮できるように最適化されているため、少しの緑でもその効果の片鱗を実感できる)


換気状況の効果

オフィスの換気をよくした場合(グリーンオフィスと呼ばれている)に、生産性がどう変わるのか調べた研究結果について説明。

比較対象は「普通のオフィス」「換気レベルの高いオフィス(グリーンオフィス)」「自然環境に近い最高の画期レベルのオフィス(グリーンプラスオフィス)」の3つ。

グリーンオフィス
・認知機能:61%向上
・課題解決力:97%向上
・戦略的思考:183%向上
・情報処理:172%向上

グリーンプラスオフィス
・課題解決力:131%向上
・戦略的思考:283%向上
・情報処理:299%向上

以上からも従業員の生産性を向上させたい場合、換気システムの性能を向上させることが重要であることがわかる。

自然音の導入

デスク周辺で自然音を流すと、認知機能の向上は見られないが、ノイズが打ち消されることで、集中力を高めることができる。


どうか有意義でチャレンジングな日々をお過ごしください。

メンタリスト見習い カドマツタカシ

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