フィルムカメラで失敗したよ！

2021年9月25日 21:41

見事なまでに失敗しました！！！

うわああああああああ

どうしてこうなった…。

今回、職場の先輩からRollei35というおしゃれなコンパクトフィルムカメラをお借りして撮影しました。なかなか天気に恵まれず2週間ほどフィルムを持て余してしまいました。。

こんなカメラです。
レンズ一体型で、レンジファインダー。レンズはツァイスの40mmF3.5です。
シャッタースピードは最速1/500。最近のデジタルに慣れて1/8000（またはそれ以上）が当たり前になっていましたが、1/500だと今回使ったISO400のフィルムでは絞り込まないと露出オーバーになりがちでした。日中撮りならISO100でちょうどよかったね。

ちなみにフィルムはFUJIFILMのSUPERIA PREMIUM 400を使用しました。とりあえず無難なやーつを選んだつもりです。

一番難しいと思ったのは、ピント合わせです。
このカメラはレンズとファインダーが繋がっていないので、ピントリングを操作してもファインダー内に変化はありません。レンズに書いてある距離を頼りにするしかありません。
なので基本的には絞り込んで使うか、目測で距離を把握できる力を身につけるかです。

写りに関しては、失敗が多くてなんとも言えないのですがorz
意外としっかり映るな、という感想です。デジタルのようにキチっと撮れるのではなく、温かみがあるというか、解像しすぎないことによって脳が残りを補完する感じ。1枚1枚を大事に撮るからこそ、その時の記憶の関連付けがよくできていると思います。

さて、失敗の原因は、フィルムカメラの使い方を熟知していなかったことです。
撮影枚数を撮り終えてフィルムを巻き戻す時にレバーを回すのですが、どのくらい回すのかがわからず、戻し切っていないのにレバーから手を離してはカバーを開けて様子を見て、フィルムを感光させるという愚行を数回行いました。

さらに、「まだフィルム余ってるから上手くいかないのか？」と思い部屋の中で適当にシャッターを切った結果、世界一無駄な多重露光になりました。
部屋干しの洗濯ものがいろんな写真にかぶっています。お恥ずかしい。

半端にフィルムを巻き戻したところでシャッターを切ったので途中のフィルムに無駄な焼き込みをしてしまったのでしょう。

巻き戻しはレバーの抵抗がなくなるまで巻き戻しましょう。
あと、わからないなら説明書を読め。誰かのブログで得た知識で足りなかったら黙って説明書だ。

写ルンですを除いて初めてのフィルムカメラは大失敗に終わりましたが、フィルムで撮る楽しさは体感できました。
どんな風に撮れているかわからない、というのは怖くもあり、楽しくもあります。
今回みたいなミスは次回からは起こさないでしょうし、撮影回数を重ねてカメラの露出計のクセを掴めば、よほどおかしな露出の写真も量産しなくて済むと思われます。
失敗したおかげで構造的な理解も深まったし、最初のミスなんていいことずくめですわ。ハハハ。………。