見出し画像

PCR検査を受けてきた話

やあみんな、ケイチェルおじだよ。

今日の午前中に病院から電話があって、「PCR検査の結果は陰性でした。おめでとうございます🎉」って、いや、おめでとうございますとは言わなかった気がするけど、とにかく陰性でした。皆さまご心配おかけしました。お見舞いのコメントありがとうございました。

何はともあれ今回の件は万が一コロナに罹った際の防災訓練みたいにはなったかな。思えばコロナ禍が始まって以来はじめての発熱で、我ながら1年半ものあいだよく1度も風邪ひかなかったもんだと思うよ。

おいたんは緊急事態宣言が出てる間は仕事は完全リモートで、外食はほとんどしないし、幸いにも感染リスクはかなり低い方だと思う。マスクと手洗いうがい、お店でのアルコールシュッシュなどは今でもマメにやってる。個人的にはアメリカCDC(並びに複数の研究機関)が昨年公表したようにコロナの感染経路の95%はエアロゾル感染で、接触感染はほとんどない説が正しいのではないかと思ってるけど、念のためスーパーで買ったものもアルコールした布巾で拭いたりはしてるよ。

そうなんだが、先週の木曜に美容室に行って髪を切ったときに美容師さんと1時間ぐらいお喋りしちゃったんだよねー。マスク越しのお喋りとは言え、思えば反省しなきゃだな。多分美容師さんも、本音ではお喋りはあんまりしたくないと思ってるはずだよね。結果的に陰性だったからそこで感染したわけじゃないけど、もし感染してたら思い当たる節はあったというわけ。

なにせおいたんは中年・男性・高血圧の基礎疾患あり・A型・射手座という、コロナとの相性バッチリ❤︎なもんだからさ(射手座は関係ないけど、A型はコロナ重症化しやすいという海外の研究結果を目にしたことがある。コロナにまで几帳面さ発揮するのやめて欲しい😭)

とりわけ変異株が流行ってからというもの、重症化が早くて自宅で急死するパターンも増えてるみたいだし、まず自分が発熱したときどうしようっていうのは常にシュミレートしてたわけだよ。

画像2

ニュースでよく見るのが、「死亡した男性は○日にコロナを発症し3日後に保健所に電話、翌日にはPCR検査を受けることになっていた」みたいなやつ。昨年末に亡くなった国会議員の方もそうだったけど、やっぱり最初は「ただの風邪かもしれないから様子を見よう」って思うんだろうね。とりわけコロナの場合は夜発熱して朝には一旦熱が引いて、また夜になると上がるっていう厄介なパターンを示すみたいだから、翌朝になってただの風邪だったって勘違いしやすいみたいだし。おいたんも自分が発熱したら絶対そう思うだろうなってシュミレートはしてた。

ところがこの「ただの風邪かも様子を見よう」はマジで死亡フラグなんだよ。よく考えたら、いきなり入院となると生活が一変するからハードルは高いにしても、まず検査してみることにはさほどのコストもないはずなんだよね。とにかく発熱したらすぐ検査。これを避けて様子を見ることには何の合理性もないわけだ。まあPCR検査というのはそれなりの医療リソースではあるんだろうけど、海外を見ればこんなにもPCRのハードルを上げてるの日本だけじゃない?流行初期からやれ事前確率だの特異度だの誤った理屈をつけてPCR抑制論を唱えてる御用学者たちの罪は重いと思うね。

まあだから自分も発熱したら様子は見ずにかかりつけの病院にすぐ電話って決めてたわけ。幸いその病院は日曜の午前中もやってるところだったから、発熱した翌朝9時に電話して当直の先生に症状を話したら「今日は日曜なので予約は取れませんが、明日の朝イチで予約を入れます」とのこと。

そのあと事務の人と電話を代わって、「当院から紹介できる検査所はA病院とB病院の2箇所です」って言われて、A病院は無料、鼻から綿棒突っ込むやつ、6分間隔で予約入れてるから混んでる。B病院は2500円くらい、唾液検査、15分間隔の予約で混んでない。って言われたけど、A病院はうちから徒歩40分、B病院は15分だから、徒歩しか移動手段がないおいたんにはB病院一択。普段のウォーキングなら80分歩くくらい普通だけど、コロナの症状か出たとしたらさすがにドラクエウォークもキツいだろう。

翌月曜の朝に病院から電話があって、13:30にB病院に行って下さいと。朝からすっかり平熱で普段の体調に戻ったおいたんは、これならA病院までドラクエウォークしても良かったなと思いながらも、徒歩15分のB病院まで行きました。予約票に10分前に来てねって書いてあったので13:20に病院に着いたら、駐車場みたいなところに「PCRセンター」って看板が出てて、どうも駐車場の係員がいるプレハブ小屋みたいなのをドライブスルー&ウォークスルー方式の検査センターにしたらしい。

しかもそこに行っても人がだーれもいなくて、とりあえずベンチに腰を下ろしたら、病院の勝手口から美人な女の人が出てきて「ケイチェルさんですか?」って声をかけられた。ついおいたんは「どこかでお会いしましたっけ?」って返しそうになったけど、そこはこらえた。

その看護師(保健師?)さんから容器を貰って、そこに座って下の線のところまで唾液を入れて下さい言われたんだけど、これがいざとなると唾液ってそんなに出ないのよ。細い容器に向かってペッペッって唾を吐いてる姿は妙に気まずくて早く終わらせたいんだけど、なかなか線のところまで唾液は溜まらない。こういうときは何か酸っぱいものでも思い浮かべれば唾が出るかなと思って梅干しの味を思い浮かべてみたけど、ぜーんぜん効果なし。看護師さんに「もう終わりましたか?」って2回催促されたところで「あ、それくらいで大丈夫です」って言われて、検査は終了。そのあとのんびり1時間くらいウォーキングして家に帰りました。

「結果は水曜の午前中までには病院の方から連絡が行きます」と言われたんだけど、まさか本当に水曜の午前中になるとは思わんかったわ。もしかしたら陽性の人から優先して連絡してるのかもしれないけど、これも時間がかかるのね。で、もし陽性だったら、また保健所から連絡が来て、入院にするか宿泊療養にするかの調整をしたりするわけでしょ?そうすると日曜を挟んだ場合って、発熱してすぐ電話したとしても入院まで最低でも5日はかかることになるよね。これじゃ重症化スピードが早くなったという変異株に全然対応できんのじゃないって思った。いざとなれば救急車呼べってことかもしれないけど、救急車呼ぶ判断って本当に難しいからね。肺炎の場合は特に難しいみたいだし。

それはともかく、コロナ第一波のときにAmazonで買った安物のパルスオキシメーターは、指を入れてもなかなか反応しなくて、絶妙なポジションでかろうじて反応したと思ったら、最初血中酸素濃度が98とか97を表示するんだけど、そのままつけてたら93とか92まで数値が落ちてビビったわ。安物だからダメなのか、それともこういうモノなのか。確か爪の色で判断してるんだよね、これ。

買いおきしてた粉末ポカリもついに封を開ける日が来たし、いざ入院となった場合に備えて猫の自動給餌器も箱を開けて、一応タイマー設定を済ませた。

画像1

万が一入院となったら、コロナウイルスは最長72時間生きる(実際には数時間でほとんど死滅するらしいとは言え)らしいので、近所の友人や猫の保証人の人に世話を頼むにしても3日間は部屋に入れられないので、3日ぶんの餌と水を用意。合鍵をポストの上面にガムテープで貼りつけて、お世話頼む人が入れるようにもした。ただ、猫もコロナに感染することがあるらしいので、その辺は近所の獣医師さんに電話で相談してからにしようとは思ってるけど。その動物病院がやってるペットホテルに預けてもらうことも考えてキャリーバッグも出しておいた。事前に想定していたことを実行したのでまさに防災訓練だったわ。

*ちなみにおいたんはコロナ関連情報はTwitterのお医者さんや研究者を複数フォローしてチェックしてますが、なかでも@influenzerさんが国内外のニュースや研究のアブストラクトを幅広くツイートされてて、とてもありがたい存在だと思ってます。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?