バスク風鶏の煮込み ~生クリームソース最強説
ボンソワー!ケイチェルおじだよ。
「フランスの府中」ことパリにお住まいのユイじょりさんが昨日、1日遅れのイカの日でバスク風イカソテーを作ってらっしゃいまして、
そう言えばおいたん、バスク地方に旅行したときにバイヨンヌでイカのソテー食べたなって思い出して、カメラロール遡ったら写真があった。
イカをニンニクとパセリで炒めるのがバスク風なんだろうか。お店の人に完全にオススメをお任せで出してもらったら前菜がこのイカソテーで、メインはこちらのタラのソテー。
全然覚えてないんだけど、タラの上にジャガイモと焼いた生ハムが乗ってる。ソースはチョコレートのソースかな。
note初期にも紹介したことはあるけど、フランスのバスク地方はチョコレートが有名で、バイヨンヌ名物のショコラムソーっていうホットショコラがこちら。
カフェを併設してる老舗のショコラティエで食べた最高の朝ごはんだったな。
バイヨンヌからスペイン・バスク地方のビルバオまで電車で行ったんだけど、その電車がトラムみたいな電車で、座り心地が悪い固い椅子に8時間揺られてキツかったのを覚えてる。
そのビルバオで食べた、生涯最高の豚肉料理がこちら。
骨つきハムのステーキ。日本でこういうハムは食べられないと思う。
バスクチーズケーキの流行も記憶に新しいし、最近では東京でもバスク料理の専門店がいくつかできてるみたいで、バスク料理は密かに注目を集めてるのかな。ぜひこういう漫画みたいな肉の形したハムステーキを出して欲しい。
そんなこんなでバスク地方の思い出に耽ってたら、バスク料理が食べたくなってきた。とりあえずユイじょりさんが前に作ってたこちらの鶏の煮込みから攻めてみよう。
おいたんはバイヨンヌでもビルバオでも鶏肉料理は食べなかったんだよね。エスペレットっていう唐辛子が名産ってことも知らなかった。この唐辛子を使うのがバスク風ってことらしい。あとはピペラードと同様、パプリカとトマトソースを使うとこもバスク料理っぽいのかな。エスペレットは手に入らないけど、それっぽいものを目指してみよう。
レシピはユイじょりさんのnoteと、そこで紹介されてるシリル・リニャック氏のInstagramを参照しました。
材料はこちら。
↑結局いろいろ出し忘れてます…(T ^ T)
まずは鶏肉の表面に焼き色を付けます。骨付きもも肉は2分割しました。
鶏肉を取り出して、ニンニクと玉ねぎを炒めます。
↑時短のため強めの中火で色づくまで。
パプリカとハラペーニョを入れます。
エスペレットっていうバスクの唐辛子は辛くないらしいんだけど、ハラペーニョで代用。辛くなりすぎないように五粒に抑えた。
トマト缶(紙パック、中身)、タイム、ローリエ、カイエンペッパーを入れます。
ハラペーニョあるからカイエンペッパーは要らん気がするけど、一応。
ちょっと水分が足りなそうだったので、白ワインで調整。
鶏肉を戻して、蓋をして弱火で20分ほど煮込みます。白ワインで適宜調整しながら。
おーっと、ここでリニャック氏のレシピを見て思い出した。生ハムの代わりにパンチェッタを使おうと思ってたんだ!
しょうがない、パンチェッタには自分の脂で勝手に揚がってもらおう。
これは鶏肉と一緒に入れて、煮込みます。
20分後、生クリームを適量入れます。
ユイじょりさんが書かれてるけど、生クリームを入れるのがリニャック氏オリジナルらしい。てか、今までの作り方は元の複雑なレシピをかなり簡略化してて、多分ユイじょりさんのレシピよりも簡略化してます。完全においたんのフィーリングで作ってる。
生クリーム入れたら一煮立ちさせて、塩で味を整えてできあがり。
リニャック氏のやつはバスマティライスをトマトペーストで炊いた赤いお米を添えてあったけど、作り方がよく分からなかったので普通に白米で。パプリカパウダーをファサーしてます。
鶏肉の柔らかさもちょうど良い。
うわ、うんま!テキトーに作ったのに予想外にうんま!
コンソメかブイヨンを入れるべきか迷ったけど、入れなくても全然美味しいわ。それに少しピリ辛にしたトマトクリームソースって米にめちゃ合う。前にレイチェルレシピで作った鶏胸肉の白ワインソースも生クリームのソースが米に凄く合ったけど、これもそれと同じくらい美味しくできた。今までに作った洋風の鶏肉料理のなかでは、白ワインソースとこのバスク風ソースが2トップだな。やっぱり生クリーム最強なのかもしれん。
ちなみに電車に乗ってビルバオまで行くのでクタクタになって、バスク地方では夜遊びもしなかったので美女の写真はありません(笑) サン・セバスチャンに行けばでっかいディスコとかがあったのかなあ。バイヨンヌにはなかった。
おわり。
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