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ジャガイモを和食の主食にしてみる試み

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

最近、おいたんがフォローさせて頂いてる欧州各国の在住者の方々のnoteを拝見してると、「この国の主食はジャガイモです」っていう書き込みをよく見る気がする。

確かに、おいたんがフランスにいたときも、肉料理の付け合わせにはジャガイモが多かったし、付け合わせとはいえ、ほとんどそれで腹を満たしてる感はあったなあ。

翻って和食となると、ジャガイモって案外使いどころが難しい。「肉じゃがっていう代表的和食があるじゃないか!」って思うかもしれないけど、ちょっと待って欲しい。確か明治になった頃、海軍の東郷元帥がイギリス留学時に食べたカレーを本人の記憶レシピだけで料理人に作らせたらできちゃったのが肉じゃがだよね?

まあそれを和食と呼ぶのもいいけど、おいたんはあんまり肉じゃが好きじゃないんだよね。「肉を最も不味く食べる料理」って美味しんぼの山岡さんみたいなことまで思ってる。第一ご飯に合わないでしょ?(って仲間内のSlackに書いたら、「肉じゃがは肉でジャガイモを食べてビールに合わせる料理」って言われた。それは一理ある)

何より問題なのは、和食の場合は主食がご飯だから、おかずがジャガイモだと「炭水化物+炭水化物」っていう、ダイエット的に最もヤバいやつになっちゃうんだよなあ。

でもね、本当はおいたん「炭水化物+炭水化物」が大好きなんだw ダイエット始める前は、カレーにもシチューにも当然ジャガイモ入れてたし、キムチ鍋にもジャガイモ入れてカムジャタンみたいにしてご飯と食べてたし、パスタにもジャガイモ入れてたし、まあ隙あらばジャガイモ入れてたよねw

フランスから帰ってきて20㌔くらい太ったんだけど、半分はジャガイモじゃないかな。

去年の暮れにダイエットを決意して、それまでの食習慣を見直すなかで、真っ先に決めたのが「炭水化物+炭水化物」禁止ルール。ちなみにおいたんの「料理ダイエット」についてはこの記事↓で熱く語ってるから読んでみてね。

そうなると、どうしても遠ざかってしまう大好物の料理があるんだ。それがジャガイモの煮っころがし。これは実家の味でもあるんだけど、母親がよく「婆ちゃんみたいには上手く作れない」って言ってたから、母方の婆さんの味なんだよね。おいたんも久々に作ってnoteで紹介したいと思ってたけど、「炭水化物+炭水化物」を避けつつ、煮っころがしをメニューに取り入れるにはどうすればいいのかずっと考えてたわけ。

そこで閃いたのが、ご飯じゃなくてジャガイモを主食にすればいいんじゃね?ってこと。今まで和食でそんなことやってる人見たことないし、これは試してみる価値あるなって思って、今日さっそく煮っころがしを作りました。

まず一口大に切ったジャガイモを、強めの中火で熱した多めの油に入れて、蓋をして「揚げ蒸し焼き」みたいにしていきます。ときどき蓋を押さえながら鍋を揺すって底が焦げ付かないように、全体にこんがりとした焼き色が付くまで、10分くらい続けます。

全体に焼き色がついたら、出汁汁100ccくらい、醤油大さじ2、砂糖大さじ2を入れ、蓋を開けて水分を飛ばしながら煮ていきます。

ときどき鍋を揺すりながら粉を吹かせる感じにします。

↑これくらいになったら、ニラを入れて、蓋をして軽く揺すって混ぜ合わせ、1分くらい蒸らしてできあがり。

実家の煮っころがしはニラが入るんですよ。久々に作ったから勘が鈍ってる。本当はジャガイモにもう少しおコゲを付けるくらいが美味しいんだけど。なかなか親の味には追いつけないもんだ。

今日の夕食全体はこちら。

アジのなめろうを勧めてくれた谷川あやさんのnoteで「野菜の焼き浸し」という概念を知って、マネ&アレンジしてみました。

サバと一緒にパプリカ、ズッキーニ、エリンギをオーブンで焼いてめんつゆに浸して、つゆは大根おろしと混ぜてかけてみた。うまし。

ただ、「このサバ、ジャガイモが進むね!」

とはならんな。お米に代わる主食っていうわけにはいかなそうだ。


〜〜〜今日のガトーショコラ〜〜〜

粉糖振って、イチジクジャムをサンドしてみました。昨日の記事で肝心の味について書くのを忘れてましたが、何もつけない状態でもすごく美味しかったです。狙い通り、甘さ控えめのホロ苦。ちなみにコーヒーはエスプレッソカップに入れてみた。来客用(と言っても100均w)だけど、コロナで当面来客なさそうだし。

今日は冷蔵庫には入れず、ずっと常温で置いてたんですが、よりふっくら感が出て、ますます美味しくなってました。昨日よりケーキっぽくなってるでしょ?↓

もしかしておいたん、ガトーショコラ作りの天才なんじゃね?って思い上がるほどでしたw 調子乗りなんです。

おわり。

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