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Kacotamの「視野が広がる環境づくり」とは

 札幌市を中心に、ひとり親世帯や生活保護世帯等を主な対象に、「環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ」を使命として、学習支援や居場所づくりをしているKacotam

 学習支援というと、数学や英語などの教科学習が一般的ですが、Kacotamの学習支援(学び支援)では、「視野が広がる環境づくり」という区分で、教科学習以外の様々な体験学習等を提供しています。

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子どもの「やりたい」をカタチにするプロジェクト

 とても長いので、通称「カタチ化プロジェクト」あるいは「カタチ化」と呼ばれることが常です。

 学習支援や居場所での活動の中で、子どもがもつ「やりたい」という感情を拾い上げ、実現できる環境を整えるための取り組みです。何かに抑圧されることなく、子どもが素直に「やりたい」と言えて、子ども自身が「やりたい」と思うことをカタチにできる環境でありたいと考えています。

 漠然ともつ「好き」「興味」「やりたい」を実際にやってみることで、やる前には気付かなかったことが見えたり、新しい「好き」「興味」「やりたい」が見つかるきっかけになっています。

 これまでに取り組んだカタチ化は、Kacotamの公式WEBページでいろいろと紹介されています。

お仕事カコタム(大学カコタム)

 学習支援をやっていると、たびたび「将来の夢」だったり「進路」の話に直面することが少なくありません。そんな時、進路情報誌やインターネットで情報収集するのはもちろんですが、実際にその仕事をしている人やその職業になろうとしている学生などにお話を聞く取り組みがあります。

 実際に興味のある職業に就いている職業人に話を聞く「お仕事カコタム」と、興味のある分野の大学の先生や学生に話を聞く「大学カコタム」があります。

 働いている人や研究していたり学んでいる最中の人から話を聞くことで、その職業や分野の知らなかった一面を知ることができる機会となっています。

体験カコタム

 様々な連携団体や企業、ボランティアスタッフの特性を活かして企画・実施する体験的学習活動です。自然体験学習や料理教室などを実施しています。

 普段の五教科の学習支援の中ではなかなか発揮されない、その子の「強み」が発揮されることが度々あり、学習支援で関わるメンバーとの関係性が深まったり、学習に向かう上で必要な自己肯定感が高まったり、学習へのとっかかりが見つかったりすることがあります。

カコタイム

 ボランティアスタッフや外部講師が、それぞれの特技や関心を活かしてミニ講演(15分程度)をします。子どもがいろいろな「おもしろいこと」に出会うきっかけとなっています。

 2019年は、おおよそ月1回のペースで以下のテーマのカコタイムが実施されていました。

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 対面での活動が難しい状況下では、動画配信でカコタイムを実施していました。

カコタムラボ

 科学的な体験活動を行い、子どもの中にわずかでもある科学に対する興味が大きくなるきっかけづくりをしています。
 これまでにプログラミング体験会や太陽光発電実験、ペットボトルロケット製作、料理の化学実験などを行っています。

カコタムラボのTwitterアカウントがあります
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https://twitter.com/kacotamlab

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利用を希望される方は、 https://kacotam.com/learning_support から❗

ボランティアとして活動したい方は、 https://kacotam.com/member#member_join から❗

寄付で支援してくださる方は、 https://kacotam.com/donation から❗

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次回、「つながりのできる環境づくり」をご紹介します。

いただいたサポートに応じて、「環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ」をミッションに活動する認定NPO法人Kacotam(カコタム)へ寄付をします!