かぶら寿し本舗かばた

漬物屋女社長のひとりごと・・・漬物屋三代目の女社長としてつれづれなるままに日々を記して…

かぶら寿し本舗かばた

漬物屋女社長のひとりごと・・・漬物屋三代目の女社長としてつれづれなるままに日々を記しています。金沢の伝統郷土料理の一つ「かぶら寿し」専門の漬物屋です。金沢のお話や漬物の役立つ情報をお届けします。

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最近の記事

かぶら寿し 木樽詰め

    • 落し蓋を開けた瞬間

      • MROラジオ出演

        2020年11月24日 北陸放送MROラジオの番組に出演してきました。アナウンサー 毎年今頃の恒例です。今年のかぶら寿しの出来はどうか? 先週工場へラジオカーで取材に来られたアナウンサーからツッコミの質問やら。それなりにお応えして無地終了です。 今年はかぶら寿しに特化して、大根寿しをはじめとする商品は漬けないことになった説明もしてきましたよ。

        • ごっつお・・・

          2018年11月のお話五感にごちそうゼミナール 金沢市が次世代を担う子供たちに金沢の食文化を継承するため「金沢の冬のごっつお かぶら寿しを自分たちで作ってみよう!」と題した漬物教室を開催。委託を受けた金沢学院大学でかぶら寿し教室の講師として呼ばれました。「ごっつお」というのは金沢弁で「ご馳走」という意味です。 この「ごっつお」という言葉を残していくことも目的としているそうです。 私もバリバリの金沢人。年寄りも居る家族の中で育ったので、同じ金沢人にも加葉田の金沢弁はすごい!なん

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        • かぶら寿し
          3本
        • かばたのこと
          4本
        • かぶら寿し教室
          1本
        • 梅干し
          1本

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          今、見直されている発酵食品の力

          今、見直されている発酵食品の力

          かばたは大正14年創業。私は3代目です。

          かばたは大正14年創業。私は3代目です。 かばたといえば「かぶら寿し」。かばたには、かぶら寿しを初めて商品化した初代の思いが綴られたものがあります。 ------------------------ かぶら寿しを作ろうか。 世の中がその一言をなかなか口に出せないのはなぜだろう。 「そもそもかぶら寿しは自宅で作るもの、それを商いにするなんて難しい話だ」 みんなそう思っている。かぶら寿しを生産して販売して、専業しようという発想そのものが馬鹿げた話なのかもしれない。 でも可能性

          かばたは大正14年創業。私は3代目です。

          いしかわの食の安全・安心・おもてなし店

          2018年10月30日 いしかわの食の安全・安心・おもてなし店の認定を石川県食品衛生協会から頂きました。 「五つ星店認定」と共に大切にしっかり守っていくと社員全員で心を新たにしています。

          いしかわの食の安全・安心・おもてなし店

          食の安心安全五つ星 取得

          2018年10月5日  公益社団法人日本食品衛生協会より かばたは「五つ星店認定」を頂きました。 認定を受けるためには下記の五つをすべてクリアしなければなりません。 確かに一つ一つは食品業者にとって当たり前のことなのですが、段階を踏んでクリアしていくところ、一発で認定を戴くことが出来ました。

          食の安心安全五つ星 取得

          秋晴れの一日

          秋晴れのある日、かばた工場の屋上では赤い板を干していました。 きれいな赤色、これは梅干しを漬けるときに落とし蓋にしている板なんです。 赤紫蘇で梅干しを染めるので、板までこんなに赤く染まったのね。 毎年毎年使い続けて梅の香と紫蘇の色そして梅干しの塩気にすっぱい香りもしみこんでいます。 この板も一枚一枚がかばたの歴史を見てきたんだなって思います。 木製のものはだんだん使わなくなっていますが、薬品など使わずに電解水で洗い上げこうやって風通しの良いところで天日にあてて干す作