【JAL/ANA】2023/1/11(水)空運ビザ発給一時停止の影響で下落…米パウエル議長の発言で警戒和らぐ
今日は、パウエル議長の発言で警戒が和らぎアメリカ指数は上昇
日本は、JAL ANA などの空運が売られた日になりました
JALとANAにネガティブな材料がでています・・・
中国のビザ発給一時停止の影響を懸念
日経平均株価とTOPIXが一時1%を超す上昇となるなか、
JALとANAは残念ながら逆行安となったわけです
内容をみていきましょう。
ビザ発給停止
中国が日本人へのビザの発給を一時的に停止したことが発表
ただ、日本側は、日本を訪れる中国人のビザのを制限していないので
政府は「この対応は少しやりすぎでは」と抗議している状態です
背景としてはまず、1月8日に中国の「ゼロコロナ」政策が終了
中国のコロナ感染者の推移
しかし、この様に中国でコロナが増加している状態
なので、日本は入国する際にコロナの水際措置を強化しています
それが、中国に対して、差別的な措置をとっているのではという見方になったのかもしれません。。。
企業の間では、ビザの発給停止の影響はいまのところ限定的とのことで
問題はなさそうです。
ただ、中国の水際対策は各国でも強化しています
韓国では、入国の前後にPCR検査を義務づけ、
アメリカでは、2歳以上の乗客に対し陰性証明の提示を今月5日から義務づけています
日本では訪日外国人の水際対策が去年の10月あたりから大きく緩和されたのでまさか逆に日本がその規制を受けるとは思ってもみなかったですね
そういうこともあって、今日は
空運業などがのみなみ下落しています。
-1.49%
あと、小売業も下げましたね
百貨店関係ですね
JAL ANA のチャート
JAL 2592円 -1.93%
ANA 2730.5円 -1.12%
ちなみに高島屋 -2.27%なので、空運よりも下げました。。
空運の8月頃からの上昇は水際対策緩和をうけて上昇です!
そこからトレンドが発生しました。
8/23 大きく上昇
とくに8/23は、+4.88%と+3.26%とグロース系のような大きな上昇ではないですが
業種別騰落率ランキングで「空運」は、値上がり率上位となった日なんです
この日は日本への出入国時の
コロナの検査を条件付きで免除する方向で検討に入りました
ということが伝わり、旅客需要回復への期待が株価を押し上げました☺
で、いよいよそこから空運くるのかなとおもっていました
JALの長期のチャート
コロナ前は3000円~4000円で推移していました
なので水際対策が落ち着いて業績が改善していけば戻していくだろうと思うわけですよね
なので500円~1000円はプラスする余地を見込めるのではと思っています。。
米 経済指標 パウエル議長の発言
10日 23時にぱパウエル議長、発言が控えていました
これは株価に影響を与えるイベントなので要注目でありました!
ダウ反発!!!
NYダウ反発で始まる パウエル議長発言への警戒和らぐ
理由は、
金融政策運営に関する踏み込んだ発言をしなかったためです
タカ派寄りの発言が警戒されていたため、買いが優勢となった状態
また、
スウェーデンで開かれている国際会議の講演で
「インフレ時には物価の安定を回復するために、短期的に不人気な政策も求められる」と語ったわけです
なので、インフレを退治するには、タカ派にならざるを得ない
なぜならそれがFRBの使命だからですね
S&P 500
とのことでS&P 500は+0.7%の上昇
200日線超えを試す動きが8月と12月にありましたが
いずれもうわ抜けできていない。
しかし今は半分ほどのもどしで、上値を試そうとしているので
ジャンプする力を蓄えているようにもみえます。
12日の重要イベント
12日にはCPIが控えています。
雇用関係の毎週発表される失業保険申請件数もありますので
このあたりの結果で株価が反応してくるので注目してみていきましょう!!