視力と記憶力の闘い
どうも。
Kabaddiです。
あちらこちらで小さい秋が発見された今日この頃ですが本日も脳の中を活字にしていきましょう。
視力と記憶力の闘い
8月の中旬ごろ、毎年参加しているライジングサンロックフェスに向かうため新千歳空港に降り立ったとき、致命的な忘れ物に気がつきました。
コンタクトレンズです。
普段の日常生活は眼鏡、自分のライブの時は裸眼(なぜかフロアの隅までよく見える。不思議。)で過ごしているのですが、さすがに野外フェスともなると眼鏡で参加するわけにもいかず、毎年このためだけにコンタクトを作って持って行っていました。
今年は去年の残りの箱の有効期限も大丈夫だしこれを入れればいいかー…
と思いながらパッキングをしていたはずなのに豪快に家に忘れたことに空港で気がつきました。
裸眼で過ごすか…?
眼鏡で過ごすか…?
ここで買うか…?
迷った挙句、同行者に謝りながら札幌駅近くのデパートでコンタクトを作ることに。
受付で
「旅行なのに忘れてしまってー…」
とか言いながらも診察券を作ってもらい(申し訳ないけど二度と行くことはない)、視力検査のため、奥に通されました。
いつものこれ↓の前に座らされ、大きなスプーンで片目を隠すタイプの視力検査。
C型とひらがなの混じった表で、見るべき部分に電気がついてそれを見えるかどうか答える、あれです。
まずは裸眼で比較的見える方の右目から。
「これは」
「左」
「これは」
「へ」
「これは」
「下」
「これは」
「あー見えないですねー…」
「はいオッケーです。では左目です。」
ちなみに、左目は右目よりだいぶ悪いです。
いわゆるガチャ目というやつです。
「これは(同じところ)」
「…左」
「これは(同じところ)」
「…へ(見えてないけど)」
「これは(同じところ)」
「…下(見えてないけど)」
「これは」
「わかりません」
「はいオッケーです。」
いやオッケーじゃないです。
全く同じところを読ませないでください。
視力検査というか記憶力テストでした。後半は見えてないけど答えられたので見えていることになってしまったので、自ら物言いを。
「あ、あの左目もう一回違う場所で測ってみてもいいですか?」
「…?別にいいですけど…?」
不審がらないでください。
見えないものを見えていると言って度の合ってないコンタクトを渡される恐れがあるんです。
「これは」
「下」
「これは」
「わかんないですね…」
「これは」
「見えません」
「これは(同じところ)」
「へ(見えないけどわかる)」
いやだから最後にさっきの場所指すのやめてくださいって。
記憶力にものすごいムラのあるタイプですが、なぜかこの日はフラッシュ記憶が冴え渡っていて覚えてしまっていたんです。
…というか、「答えられる」ことに重きを置かずに「見えるかどうか」で判断すればいいのでは?
という当たり前のことにこの辺りから気付いて、どうにか適正なコンタクトレンズをゲットしました。
できれば視力検査は記憶力との闘いにならないように完全にランダムにしてほしいものです。
それではまた明日。
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