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悩みを解決する講座紹介動画

ストアカに限りませんが、講座紹介ページに動画を載せることができる場合があります。
そんな講座紹介動画の「型」を考えてみました。

最初に告白しておきますが、元ネタは「新PASONAの法則」です。
これは「日本一のマーケッター」と異名をとる神田昌典さんという方が考えられたコピーライティングの型ですが、これを講座紹介用に私がアレンジしたものです。

「DESOMAの法則」と名付けました。

講座紹介用の動画の型

私がストアカでやっているオンライン講座です。

コンセプト

オリジナルの「新PASONAの法則」は下記の6ステップです。

P(Problem/悩み・問題)
A(Afinity/親近感)
S(Solution/解決策)
O(Offer/提案)
N(Narrow down/限定)
A(Action/行動喚起)

これを一部変更して私が講座紹介文や、講座紹介動画用にアレンジしたものが「DESOMAの法則」です。

動画の型

D(Desire/欲求)
「新PASONAの法則」では冒頭は悩み・問題となっていました。
私はこれを少し拡張して、悩み・不安・願望としました。
講座を受講する動機には、悩みや不安といったネガティブ要素の解消もあるのですが、一方で「願望の充足」といったポジティブな動機もあるからです。
いずれにせよ、受講生に共通する受講の動機を明らかにします。

E(Episode/物語)
続いて、その悩み・不安が解消されたり、願望が満たされた実例を物語風に紹介します。これは講師自身の経験でもいいし、講師が教えた生徒の実例でもかまいません。
物語として伝えるのは、人にはストーリーを聞く傾向があるからです。
ただ伝えるより、ストーリー化して伝えるほうが映像にも向きます。

S(Solution/解決策)
エピソードで伝えた解決のストーリー。なぜそれが解決したのか、その原理(理論)を紹介します。ここでは、それが偶然の出来事ではなく、再現性のある原理だということを伝えるべきです。

O(Offer/提示)
その原理を使った講座の紹介をします。
ここで大切なのは、対象者を明確にすることです。
そして、受講生に向かって「あなたがその対象ならばぜひ試してみてほしい」と呼びかけます。

M(Method/方法)
この講座では、どんな方法で悩み・不安・願望を解決に導くのか、そのやり方を紹介します。
ここでは「自分にできるだろうか」という逡巡を取り除くのが大切です。

A(Action/行動喚起)
軽く「あなたも行動を起こすべきですよ」と呼びかけます。
ここまでのステップで興味を持った受講生は申し込む気持ちを固めているはずなので、無理強いする必要はなく、軽く呼びかけるだけでOKです。

ポイント

「私は◯◯を教えます」といった自分視点の講座紹介ではなく、「あなたの欲求を私は解決してあげることができます」という、相手目線の講座紹介であることが大切です。

講座を探しているということは、必ずその動機があるはずなので、その動機を満たす方法があるということを訴えれば、講座の申込みは獲得できます。

読者の方へのお願い

こんな動画の型を考えてくれないか」というリクエストをお寄せください。
ご自分の業種・職種に関係あってもなくても結構です。
PR動画だけでなく、施設紹介動画とか、展示会・見本市動画とか、従業員教育動画とか、地域起こし動画とか。なんでもOK。
ただしそのテーマについて企画するのではなく、動画の「型」としてここに書かせていただきますので、そこはご了承ください。

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