日本の文化から考えるフットボール
昨今、日本サッカーと海外サッカーの違いがフィジカル面、戦術理解の側面から考えられている中、今回は日本の文化から日本サッカーについて考えていきたいと思います。
おしん文化
『おしん』は、1983年(昭和58年)4月4日から1984年(昭和59年)3月31日まで放送されていたNHK連続テレビ小説第31作。
連続テレビ小説の定番である“戦中と戦後の混乱期を逞しく生きた女一代記”の一つ。下記の理由から、朝ドラの最高傑作とされる。1983〜1984年の平均視聴率は52.6%、最高視聴率62.9%(1983年11月12日放送 第186回)。これはビデオリサーチの統計史上、テレビドラマの最高視聴率記録となっている。 Wikipediaより
おしんに象徴されるように日本人は耐え忍びながら生きていくこと、苦しみながらも、希望を見失わずに生きていくことを好む傾向があるように感じます。
もちろんサッカーでも同じです
冬の風物詩である、高校サッカー選手権大会では、涙のロッカールームとして、負けたチームが特集されるコーナーがこのことを指していると思います。
事実、僕自身も涙のロッカールームは感動します。
このコーナー自体があることも日本の文化からきたものなのかもしれません。
もしかすると、勝ったチーム、勝った人よりも記憶に残っていることもあるのかもしれません。
大迫半端ねー!!!
もこの涙のロッカールームがあったからこそ生まれた言葉なのかもしれません。
もう一つあるとしたか、日本人は人からサッカーというスポーツに入り込む印象があります。
〇〇がうまい、××がカッコいいなどといった形です。
これが悪いわけではないと思いますが、伝統にはなりません。
OO、××が引退をしたら、そこで終わってしまうのか、サッカーとしての文化はないのか?そこに疑問が生じてしまいます。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。
では、日本のサッカー文化とは一体何なんでしょうか?
何を持ってこれが日本のサッカーだと言えるのでしょうか?
スペインを例に出して比較しながら考えていきたいと思います。
スペインのサッカーと言われて何を想像しますか?
①堅守速攻のカウンターサッカー
②ボールの保持するポゼッション重視のサッカー
③フィジカルを生かした、大きな展開のサッカー
極端な選択肢の中で考えてみましたが、スペイン人に聞いたら、100%近くは②を選択するほど、文化として根付いていると思います。
それはカテゴリーや地域によって変わるものではありません。
それが良い悪いをいっているわけではありませんが、文化として根付いていることによって、共有が可能です。
僕たちが行っているサッカーというスポーツの特異性は自己判断のスポーツです。
半信半疑の状態で正しい判断ができるとは到底考えられません。
そのためにも共有するということは必要不可欠です。
文化の中から日本のサッカーについて考えてみるのも、良い方法なのかもしれません。
昨今、協調性がある、勤勉だという、日本人の特徴からサッカーが考えられています。
それをより言語化、体系化していくことによって本当の日本のサッカーが生まれるのかもしれません。
もしかすると、僕たち日本人は協調性がある、勤勉だと思っていても、それは僕たちが思っているだけなのかもしれませんし、本当にあるのかもしれません。
本田選手も言われているように、常に自問自答することが大事なのかもしれませんね
サッカーには正解もなければ不正解もありません
自分の中での正解を作り、それを日々ブラッシュアップいていきましょう!!!
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