米を我慢しているあなたへ
米無くては生きていけない。というくらい、ご飯が好きな人いますよね。
私もご飯が好きで、たくさん食べたいです。でも・・・太るのが気になる。
炭水化物を抜くダイエットが流行ってるから、「控える方がいいのだろう」そう思って、少量をいつも食べていました。でも、お米の栄養素を知ってから、同じ分量でも栄養価の高い、玄米や胚芽米を選ぶようになりました。
今回は、そんなお米について書いていきたいと思います。
玄米とは
お米は食べやすくするために、精米されます。この精米の度合いの違いによって、白米(精白米) 玄米 胚芽米 分づき米などに分かれます。
玄米の胚芽とぬか層には、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれているため、白米よりも栄養素が多く含まれています。逆に言えば、白米は栄養素を取り除いてしまっている状態です。
白米と玄米の栄養価を比較すると歴然です。食物繊維は白米に比べ、約5倍、ビタミンB群、カルシウムやカリウムなどのミネラルも豊富に含まれていることがわかります。
ビタミンB1 糖質をエネルギーに変えてくれる
ビタミンB2 発育を促進する
ビタミンE 老化防止を防いでくれる
また、玄米は肥満防止や糖尿病予防などの効果がある低GI食品としても有名です。
GIとは、グリセミック・インデックスの略で、食後の血糖値の上昇スピードを食品ごとに表した数値です。食事によって体内の血糖値が上がると、糖を組織内に取り込んで、エネルギーとして利用したり、蓄えたり、タンパク質の合成や細胞の増殖を促すため、多くのインスリンが分泌されます。
高GI食品を摂取すると、一気に血糖値が上がりたくさんのインスリンが分泌され、余ったエネルギー源が脂肪として蓄えられるのに対し、低GIの食品を摂取すると、血糖値の上昇がゆるやかであるため、適度な量のインスリンが分泌され、糖が速やかに吸収され、太りにくいと言われています。
数値としては、白米のGI値は88、玄米は55と玄米の方が太りにくいとされています。
胚芽米
玄米からぬか層を取り除き、胚芽のみを残した米を胚芽米と言います。栄養的には、ビタミンB1.B2 ナイアシン、ビタミンEが玄米のほぼ半量含まれ、玄米と白米のちょうど中間で、白米と同様に炊くことが出来ます。
玄米の独特な食感や味が苦手な人には、胚芽米の方が食べやすくなっています。
まとめ
今回は、玄米、胚芽米、白米の3種を紹介しました。同じお米でもこんなに違うなら、こだわって食べていきたいと思います。皆さんも自分に合ったお米を選んでみてください。
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