子どもに使わせるスマートフォン&インターネット回線の契約どうしてる? - よりかね家の場合
子どもに使わせるスマートフォンの種類、ディスプレイのサイズ、通信会社やSIM(回線)の選び方を紹介します。
スマートフォン:iPhone(ただし自分で購入させる)
■使っている機種
・8歳
iPhone SE(第1世代)32GB - SIMフリー
ディスプレイサイズ:4インチ
入手方法:Yahoo!ショッピングで新古品を3.5万円で購入
・11歳
iPhone 7 128GB
ディスプレイサイズ:4.7インチ
入手方法:親の使用品(Softbank)をSIMロック解除して3万円で提供
■ディスプレイサイズ
子どもの手の大きさを考えると、小学校低学年までは4インチがベストです。
が、Appleが販売するスマートフォンでは、iPhone SE(第1世代)までで、こちらはすでに終売。もっとも小さいディスプレイは4.7インチになっています。
現在、Appleで子ども用にスマートフォンを選ぶなら、間違いなくiPhone SE(第2世代)がベスト。ディスプレイサイズは4.7インチ。性能面でも4〜5年は実用的に使えるでしょうし、価格も最もリーズナブルであるためです。
■iOS(iPhone)かAndroidか
ぶっちゃけ、どちらでもいいです。細かな差異はありますが、iPhoneだからできないこと、Androidだからできないこと、というのは事実上存在しないと思って問題ありません。
我が家がiPhoneを使わせている理由は、我が家のデバイス(デスクトップ2台、ノート1台、スマートフォン4台、タブレット2台)がすべてAppleで、管理の面でも、便利さの面でも、iPhoneで統一するのがベストだからです。
それからもう一つ、iOSのほうが、使用していて人間の感覚に馴染むスムーズさがあります。ここは個人的なこだわりですが、子どもには良いものを使わせたいため、iPhoneを選んでいます。
たとえば車でも、エンジンの出力と車内の広さだけを見ればほとんど同じなのに、実際に運転してみると、乗り心地がぜんぜん違うということがあります。価格を取るか(Android端末には安いものも存在する)、感覚を取るかは、完全に価値観の問題です。
■ポイント:親が買ってあげるといいことが何もない
我が家では、子ども自身に買わせることにしています。お年玉を使わせる、お小遣いやお給料を貯めさせるなど、どんな方法でもいいですが、親が誕生日やクリスマスなど、無条件で買ってあげるのは避けます。
なぜなら、特に幼児〜小学校低学年の場合、簡単に壊すし、無くすからです。大人でも画面の割れたiPhoneを使っている人がいますが、「高価なものだから大切に扱おう」と意識できない状態で使わせれば、トラブルしか起きません。
子どもにしてみれば、親からポンと渡されれば、壊してしまって「もう買わないよ」と言われても、親のお財布の状態なんかわからないので、親の気分で決められているように感じます。
けれども、自分で管理させているお金で買わせれば、どれだけの価値があり、もう一度購入するためにはどれだけのお金が必要なのかが、実感としてわかります。
回線:IIJmio(親の支払い)
■Wi-Fiのみか、Wi-Fi+SIMか
子どもにスマートフォンを持たせるとして、一人での行動がない幼児から小学校低学年のうちは、Wi-Fiのみで困る場面は少ないと思います。
我が家では、一人で本屋さんに買い物に行く、親やおじいちゃんと街中で待ち合わせする、留守番中に困ったことがあったときに連絡を取る、などの場面が出てきてから、Wi-Fiがなくても通信できるように、SIMカードを差しています。
■格安SIM
スマートフォンはSIMフリー、またはSIMロック解除したものを使っているので、どの会社の回線でも使えます。
スマートフォンを購入する際に、Docomo、au、Softbankで購入すると、無視できないくらい割高になるため、事実上、よほどの面倒くさがりのお金持ち以外は、主要3キャリアの回線を使う選択はないと思います。
気になる、格安SIMの回線の品質ですが、都会で困ることはまずないと思って間違いありません。
(地方や山奥では、不安定なことがあり、子どもでも特殊な環境で実用的でなければ困る場合は、割高でも主要3キャリアの回線を使うという選択もあるかもしれません)
我が家では、IIJmioのファミリーシェアプラン(月12GBまで)を利用しており、SIMカード4枚(11歳、8歳、私のタブレット、私のモバイルルータの4回線分)を契約しており、月額3,269円です。
格安SIMの通信会社はさまざまにありますが、結局のところ、使用する回線はほぼ主要3キャリアのものになります。大きな違いはありません。
■音声通話は不要
格安SIMの契約の際に、
・データ通信専用
・SMS機能付きデータ通信用
・音声通話機能付き
の3種類を選べるサービスが多く、↓に行くほど高機能で料金が高くなります。
我が家では、SMS機能付きデータ通信用を選んでいます。
LINEアカウントを作るには、SMSが使える必要があるためです。
音声通話は、LINE通話ができるため、現状では必要性がありません。将来的に、子どもが自分であちこちに電話をかける必要性が出てきたら、音声通話機能付きに切り替えればよいでしょう。
■回線費用を親が持つか、子が持つか
我が家では、インターネット回線にかかるお金は、教育費だと捉えており、実質的な出費も少ないため(月額3,269円÷4回線=1人817円)、親が支払っています。
この先にどうするかはまだ決めていませんが、中学卒業のタイミングでいったん見直したいと思っています。
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