絶対に採用されないライター/4つのポイント
私がディレクターを務めるメディアで、ライター/カメラマンの募集を開始しました。
【ライター & カメラマン募集】「ディズニー特集」で活動したいディズニーマニアを募集します!【応募2/29必着】
順調に応募いただいているのですが、一目見ただけで、「これは不採用」と即断できるケースがあるので、ざっとまとめてみたいと思います。
1. 応募資格を満たしていない
応募資格というのは、メディア側にしてみれば、求める仕事をこなしてもらうために、最低限必要だから設定している、ハードルです。
たとえば、「ウレぴあ総研 ディズニー特集」では、
・東京ディズニーリゾートの年間パスポートを所持している、または同等以上のディズニーマニアである
という応募資格を掲げていますが、ここにたとえば、
「地方在住なのであまりパークには行けませんが、ディズニーは大好きです」
という人が応募してきても、話にならないのは、当然です。
その程度の水準では、猛者揃いの現ライター陣を押しのけて、記事を執筆していくのは、まず不可能でしょう。
ディズニーライターがやりたい!という気持ちはわかります。
が、応募資格を満たせないなら、どう足掻いても、不採用です。
逆に言えば、足りない要素は、はっきりしているわけですから、本気でディズニーライターとして活動したいのであれば、
1. 年パスでTDRに通う
2. 年パスを買えない事情があるなら、所持者に負けない、マニアとしての実績をつくる(特定テーマでブログを書き続け、このジャンルなら誰にも負けないと胸を張れるようになる、など)
のどちらかを、着々と実行すればいいのです。
2. 必要事項が未記入
あなた以外に、たくさんの応募者がいます。
メディア側は、ただでさえ、「どうふるい落とすか」を考えています。
知りたい情報が書かれていない応募は、即、ふるい落としの対象になる、と考えるべきです。
そもそも、「相手の要望を聞いて、理解して、確実に応じる」という行動は、社会人として、最低限のスキル。
必要事項すら埋めてくれない人には、ちょっと、仕事を依頼する気にはなれません。
3. 応募要件を読んでいない(理解していない)
未経験者のライター募集では、選考書類として、
“「ウレぴあ総研 ディズニー特集」に掲載したら”と仮定して、自らが得意な対象・テーマについて紹介記事1つ
を義務づけています。
これに、ブログのURLを貼り付けても、多くの場合、不採用です。
なぜなら、自分の書きたい記事を書く個人ブログと、読者のために記事を書くメディアでは、目的が異なるからです。
目的が異なれば、当然ながら、切り口も変わりますし、目的を達成するために、体裁も違ってきます。
(メディアと同じく、読み手の存在を意識して書けている方は、ブログも5万PV/月 を越えるので、現役ディズニーブロガー枠で応募してくるはずです)
“「ウレぴあ総研 ディズニー特集」に掲載したら”と仮定して
と記載しているのですから、コピペして、「ウレぴあ総研 ディズニー特集」の記事になったとして、周囲の記事と遜色ないか、よく考えてみてください。
4. 求める人材像がわかっていない
よく読んでいただければ、私たちがどんな人材を求めているのか、はっきりわかるかと思います(隠すどころか、明示しています)。
たとえば、応募時に「文章は得意です」と、がんばってアピールした方。
応募資格を見直してみてください。
・文章に苦手意識がない
とは書いていますが、文章力の高さを選考基準にするとは、一言も書いていません。
文章力を選考基準にするのであれば、「一定以上の文章力のある方」と記載します。
(そもそも、応募原稿を見れば、文章力は一目瞭然です)
そもそも、「ウレぴあ総研 ディズニー特集」のメディアとしての特長を、理解していれば、文章力をアピールしよう、とは考えないはず。
判断材料は、あちこちに落ちています。私たちは、意図的に、記載していますから。
未熟でも、目標のために行動できる人は、全力で応援するよ!
“実存主義” という考え方を、ご存知でしょうか。
たとえば、お母さんが、
「やる気さえ出せば、本当は、勉強ができる子なのに……」
と評価したとき、この子は、勉強ができる子でしょうか、できない子でしょうか。
私たちは、“真実” が、秘密のヴェールの奥深くに隠されている——と考えがちですが、実際は幻想です。
どんなに潜在的に力があっても、意欲があっても、行動していないなら、それは「存在していない」のです。
母親なら、あなたを信じて待つ忍耐もできますが、お金を払って仕事を依頼するメディアは、そうはいきません。
「やりたい!」と本気で思うのならば、ぜひ目標に近づくために、実際に行動してください。
実際に行動している人は、たとえ未熟であっても、全力で応援しますから。
「ダメ元で応募」は確実に不採用
たとえば、ある10代の方が、「応募資格は満たせないし、学業があるのでライター活動はできないが、成長のために、講座に参加させてほしい」と、私に直接コンタクトしてきました。
大歓迎です。
もちろん、単独開催したら2〜3万円相当の講座ですし(今回はライター研修なので無料です)、会場のキャパシティもあるので、誰でもいつでも招待できるわけではありません。
が、足りない要素を自覚して、クリアするために着々と行動できる人は、将来性があるので、応援したくなります。
たとえ、投資が無駄になっても、私は全然気にしません。
ダメ元で応募するのではなく(確実に不採用です)、胸を張って、自身の価値をアピールできるように、一つひとつ課題をクリアしていってください。
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【ライター & カメラマン募集】「ディズニー特集」で活動したいディズニーマニアを募集します!【応募2/29必着】
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寄金 佳一(Keiichi Yorikane)
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