9泊10日くらいキャンプすると「実は、アウトドアは、身体への負担が半端ない」と気づく
私のライフワークの一つが、キャンプを中心とする、アウトドアです。
「asobi基地・関東 アウトドア部」代表他として、年間200〜300名ほどのファミリーを、アウトドアフィールドに連れ出してもいます(最近は、親子キャンプ教室や、キャンプメディア、親子向けアウトドアイベントのプロデュースなどもやっています)。
プライベートでも、子どもたちがしっかり成長して、本格的に楽しめるようになってきたので、定価¥162,000のテントを、勢いに任せて、購入してしまったほど。
コールマン “マスターシリーズ” のフラッグシップ「ウェザーマスター® ワイド2ルーム コクーンⅡ」※気がついたら100泊以上してたのでレポート
ガチです。
お陰で、昨年(2015年)は、30泊くらい、野外泊でした。
こどもたちも、ひとりで勝手に焚き火ができるくらい、野生児に成長してます。
やっぱり、子どもの成長は早いよね。
一回、火傷したら、火の扱いをすぐに覚えたもん。
9泊10日キャンプで初めて実感する、身体への極度の負担
私は、時節を選べば、どこにいても仕事ができます。
これ幸いと、昨年は、7月17日(金)〜26日(日)の9泊10日で、MacBook Airを片手に、子どもたちとキャンプをしていました。
おもちゃがなくても、子どもは遊ぶ。薪にする予定だった端材で、延々と遊び続けるなど
仕事はどこでもできるから、仕事をしながら10日間の子連れキャンプに行ってきた
詳細はブログに整理しましたが、日を追うごとに強まってきたのが、
「あれ……なんかおかしい。何もしていないのに、ぐったり疲れてる」
という、実感。
精神的には、もちろん、すごく気持ちいいんです。
素敵な自然の中で、淡々と時間が流れていって、爽快このうえない。
夜は、焚き火の炎を眺めながら、竹鶴17年なんかをチビチビやって、どこまでも力が抜けていってしまいそうになって……。
でも、体だけは、理屈ではちょっと説明できないほど、異常に疲れているんですよ。
自宅(職場)と同じペースで仕事をしようとしても、まず無理。
頭が回らない。力が入らない。色々なことが億劫になる。気がつくと昼寝をしてしまう。などなど。
野外生活では、想像以上に、体力を大きく削られている
かなり痛い目をみたので、その後、秋のキャンプでは、積極的に昼寝を挟むようにしてみました。
するとやっぱり、体がだいぶ軽かった。
野外で生活するというのは、単純に、ものすごく体力を削られるものなんだな、と。
(思えば、いくらキャンプ好きとは言っても、4泊5日以上の長期泊は、今まで経験ありませんでした)
我が家の現在のキャンプ道具は、“重装備” と言えるスタイル。
「ウェザーマスター® ワイド2ルーム コクーンⅡ」は本当に素晴らしいテントで、悪天候時の「守ってくれる感」は、半端ないものがあります。
デュラレスト™ エアーベッド(グランデ/ツイン)
寝床もね、こんなにラグジュアリーなエアーベッドなんですよ。
それでも、長期キャンプをして、自宅に帰って、ベッドで眠る気持ち良さと言ったら!
大雨が降ろうが、強風が吹こうが、完全にシャットアウトしてくれる、現代の住宅の堅牢さ含め、感動ものです。
昔の人が短命だったのは、住環境の影響もありそう
文化や科学の発展と共に、わたしたち現代人の寿命は、大きく伸びてきているわけですが。
「充分な栄養が取れなかった」「医療制度が未発達だった」
などが、短命の中心的理由として語られますが、これに住環境も含まれるのかもな、とふと思いました。
自然というのは、人間にとって、正真正銘の驚異なんですね。
ただ、真っ裸で晒されているだけで、体力をがつがつ削られてしまう。
自然の厳しさの中ではスローライフにならざるを得ない
“スローライフ” と “自然” は、関連づけて語られるケースが多いように思います。
が、
アウトドア=健康的
という、世間一般に流布しているイメージは、かなり短絡的なのかも。
「自然の厳しさに、あえて触れる」行為も、また、アウトドア。
人間は、自然の驚異に晒された状態では、大きく体力を削られます。
都会でのように、朝から晩まで、あくせくと働き続けるわけには、いきません。
「自然のペースに合わせて生きる」
というより、
「自然の驚異の中で、無理なく生きられるペースを見つける」
と考えたほうが、スローライフへ近づけるのかもな、と感じたりとか。
まあ、言うまでもなく、2泊3日程度の短期だったら、メリットばかりだよね。
アウトドア、気持ちいいもん!
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