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カナダのパーキングメーターが便利そう

1/5〜7までCESに行ったあと、そのままカナダのバンクーバーに行ってきた。
バンクーバーには知人が住んでいるので、半日付き合っていただき、ちょっとだけではあるけど現地の暮らしみたいなものを垣間見ることができた。

カナダもアメリカと同じく、電子決済がかなり浸透している。というより、現金はほとんど必要がないくらいの浸透ぶり。

で、どのような電子決済が使われているかと言うと、Apple PayとGoogle Pay、つまりクレジット。
前回2019年に行った時すでにクレジットカード社会であることは体感したのだが、今回はさらにそれが進化している。

その代わり、日本のようなQRコード決済は一切見なかった。日本のようにそう言うサービスが乱立していないせいか、レジの周りもいたってシンプル。決済会社のロゴが無数に並んだサインなど全く無い。

決済する時は何も言わずにスマホをピッ。それがデフォルトのようだ。

で、ここからが本題。
そのスマホとの親和性は、街のパーキングメーターにも浸透している。

これは街中にある普通のパーキングメーター。もちろん現金でも使えるのだが、最近は現金で使う人はあまりいないのだとか。

実際に車を停めて使うところを見せてもらった。
パーキングメーターと決済を繋ぐ会社は複数あり、それぞれがアプリを配布している。(写真)
路上のメーターに限らず、様々な施設のパーキングでも使える。

車を停めたらアプリを開き、まずこのメーターの場所を指定する。どのようにするかというと、メーターをよく見ると右下に番号が付いているが、これがこのメーターの番号。
この番号はパーキングのシステムと繋がっていて、それぞれのアプリとも繋がっている。

場所を指定したら車を選択。これは事前に登録しておける。

そして駐車予定時間を入力(選択)して決済。実にシンプルです。

東京のパーキングメーターのように、いまだに百円玉しか使えないのに比べたら雲泥の差。便利です。

カナダでは、パーキング自体は自治体が運営しているらしく、その利益は自治体に入ることになる。

ちなみに違反のチェックもおこなっていて、スタッフが巡回はするが、端末で時間超過しているかどうかはすぐにわかるそうだ。そして、その違反金も自治体に入るから、より整備はしますよね。

なお、カナダは交通違反はに関してはかなり厳しいらしく、例えば自転車通行帯があるところに駐車していると、無条件でレッカーされるそう。

それにしても、このレトロなデザインの裏で動いているITの力。最新の機械のようであまりスマートではない東京のパーキングメーターには見習ってもらいたいかな。

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