見出し画像

〜新入社員さんとのオンボーディングの旅〜リモートが多い今だから、自己紹介体験にこだわる!

はじめましての方も、お久しぶりですの方もこんにちは!
かほです。(会社ではかほしと呼んでもらってます!)

「あなたの家族像を実現する社会をつくる」をビジョンに掲げる
コネヒトという会社で人事をしています。

じつはnoteの投稿が一部叶ってたり…!(びっくりすぎる)


私の担当業務に「オンボーディング」と呼ばれる、新しくコネヒトに入ってくれた仲間が活躍しやすいようにサポートする3ヶ月の運営があります。

「ベンチャーなのにとても丁寧で驚きました!」と言っていただける、
こだわりの詰まったコネヒトのオンボーディング。

このnoteでは私の独断と偏見で、好きな時間の一つである「自己紹介」について愛を語ります!!(気まぐれにオンボーディングのこだわりを紹介するシリーズにするかもです)

きっと同じようなことをされている人事の方も多いかと思うのですが、この記事では「全体よりピンポイントに。具体で」を心がけてみたので何か運用でご参考になる方がいたら嬉しいです。

【こだわり1】 驚かれるほどの自己紹介の多さ!

コネヒトでは相互理解をすること、自己開示をすることを大切にしており、その第一歩として「自己紹介をする」「自己紹介を聞く」ことを、新メンバーの方には入社直後からたくさんお願いしています!

どれくらい多いかというと…

1. 【対全社】Notionで自分の自己紹介ページの作成
2. 【対全社】Slackにて自己紹介ページの紹介&軽い入社挨拶
3. 【対全社】全メンバー(70人くらい)集合している場で新メンバーのご紹介
4.【対同期入社】お互いに自己紹介
5.【対メンター】お互いに自己紹介
6.【対経営メンバー】代表や取締役とのランチで自己紹介
7.【対経営メンバー】代表や管掌役員との1on1で自己紹介
8.【対既存メンバー】オンボーディングで既存メンバーと話す機会があるたびに軽い自己紹介(×10回以上)
9.【対配属部門】歓迎ランチがあるたびに自己紹介
10.【対全社】オンボーディング期間が終わる時に書くドキュメントでも自己紹介 etc…

と、ざっとあげてみると私自身もびっくりな回数、時間をかけています…!

基本的に新しいメンバーと話す機会があるたびに自己紹介をする/聞くという機会を設けていますし、「入社直後は一番、新入社員さんのことをアピールできるチャンス!」ということで、あらゆるコミュニケーションツールで自己紹介(Notion・Slack・全社会議の場)してもらっています。
(ひたすらに単純接触効果を狙っています)


【こだわり2】 量だけでなく体験の質にもこだわる

こだわりは時間や回数だけでなく、「自己紹介をする/聞く」という体験そのものにも現れています。聞き手、話し手の体験に分けてご紹介しますね。

①聞き手のリアクションあってこその自己紹介

新しい職場で自己紹介したのに、リアクションが少ないと悲しすぎるし、
「え、すべった??」ってなって怖いですよね…!

紹介する側の一方通行ではなく、受け取る側がリアクションを返すことを大切にしてくださってます!(本当にありがとうございます!)

例えば、全メンバーがzoomで集合して新メンバーを紹介する時、チャットにはメンバーの感想コメントで溢れかえっていて、追いきれないほど!!

▼だいたいこんなのが流れてくる

「はじめまして〜!」
「XXXさんのあだ名考えなきゃ!」
「お子さんの写真が可愛い〜〜〜!!」

▼Slackでの自己紹介投稿にはスタンプがあれこれ返ってくる

こうしたリアクションをもらった新入社員さんは、「温かいコメントがたくさんもらえて安心しました!」と言ってくださったり、コネヒトのカルチャーを感じていただける最初の機会になっています。

これだけ多くのリアクションをメンバーがしてくれる理由は、何か仕掛けているからではなく、元々あるコネヒトのカルチャーの影響が大きいと思っています。(そのカルチャーについて詳細は後で書きますね)

ただ、担当として心がけていることも2個あります。

1個目は「自己紹介にリアクションをお願いします!」という期待を何度でも伝え続けること。2個目は話し手側の体験の話にも繋がりますが、聞く側にとっても「自己紹介を聞く良さ、ちょっとした意味を感じる体験」にしていくこと

「自己紹介を聞く良さ、ちょっとした意味を感じる体験」というのは、例えば「お!この人と共通の趣味がありそう!違うところで話しかけてみたいな!」だとか「こんなご経験もあるんだ、気になる!」と、聞く側としても意味を感じる時間になると、自己紹介を聞く時間がどんどん前向きなものになると思っていたり。

②新入社員さんにもがっつりリクエストしちゃう

こうした安心な環境の前提で、新入社員の方にも自己紹介ドキュメントの記載をまぁまぁなボリュームでお願いしています。

聞き手側にも新入社員さんの良さ、「一緒に仲間として働くことが楽しみ!」と感じていただけるような時間にしたいので、ここは一定パワーをかけても取り組んでもらいたいことをお伝えしています。

Slackにいたっては投稿時間までお願いしてみるトライ中。それもこれも、新入社員さんのことをちゃんと知りたい&みんなに知ってもらいたいから!

こんな感じでちゃんと書くと結構ボリューミー
投稿時間とか、細かくてすみません…


中には、自らガッツリガッツリ書いてくださる猛者も…!!最高!

読み始めると10分、15分くらいが飛んで過ぎていく大作


【こだわりの背景】どうしてそこまでするのか

「だって、ビジョンステートメントを一緒に進めるために、色んな選択肢をお断りして、自社に来てくれた仲間のストーリー、気にならない???」

と自己紹介聞くの大好き人間としては思ったりなのですが。

ここまで自己紹介を大切にしている理由は大きく2つあります。
1:私たちが大切にしているバリューに「Affirm&Follow(肯定から始めよう)」というものがあること
このバリューが、多様な働き方も増えた今のコネヒトで発揮しづらくなっていること。

このAffirm&Followというバリューは、
他者の発言やチャレンジを肯定することから始め、フォローしよう。
肯定から生まれるポジティブなエネルギーをフォローによりアウトプットにつなげる仲間であろう。

というものです。

体現するための第一歩は、
フォローする仲間を理解するために、接点を持つこと。


仲間を理解するって例えばこんなこと…

・どんな成果を出したくてこれからの仕事に取り組んでいくのか
・どんな領域を担当していくのか
・どんな領域をこれまで担当してきたのか
・日々どんな思いで仕事に向き合っているのか
・どんな才能を持っているのか

まさに自己紹介そのままですよね!もちろん1回の自己紹介で十分ということではないですが、自己紹介なくして、このバリューを発揮することは難しいと思います。

このバリュー、効力を発揮すると1人では成し得ない大きな成果に繋がるのですが、リモートワークが増えた今のコネヒトでは、仲間との接点数というのは意識しないと減りがちで。だからこそ、仕組みとして自己紹介を多く設け、聞き手の心に残るようなものにしたいと試行錯誤しています。


【こだわりの結果】「気になる!」「話してみたい!」が生まれる

実際に、自己紹介をたくさん、意図的にしていくことで

・お!共通の趣味がある、話しかけてみよう!

というのはもちろん

・コネヒトで挑戦したいと思っていたことを実現する話が立ち上がった
・なかなか今までのメンバーだけでは手が回っていなかったあの施策が
 実施出来そう!

て、ことが本当にあるんです!
いいことしかない!!
これぞ新しいメンバーが入ってきてくださる組織としての醍醐味!


自己紹介のこだわりはまだまだ続く…

でも、まだまだ面白くできる気がするんですよね〜。

今年はもっと聞き手側の体験目線でこだわって、自己紹介から次のつながりが生まれやすくなるようにできたらいいな!

だって今のメンバーも、新しく入ってくれるメンバーも
みんなビジョン達成に一緒に向かっていく仲間だから!

もし読んでいるみなさんも自社だったり、自分の自己紹介で
ちょっっとしたこだわりがあったら、
ぜひ「こうしてるよ!」ってこと、コメントで教えてください〜〜!


この記事が参加している募集

自己紹介

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?