中学受験・志望校の決め方
今週で3週目ですね。緊急事態宣言の延長で、生徒も学習塾も大変な状況が続いています。
皆さんにはどうか元気に過ごしてほしいと思います!
さて今週は、「中学受験における志望校の決め方」について書いていこうかと思います。
一番大事なことは第3志望を決めること
中学受験では3人に1人が第一志望に合格すると言われています。言わずもがな、みな第一志望の合格だけに集中して取り組んでいくのです。
ですが、昨今の受験熱の高まりで競争はかなり激しくなっています。
だからこそ本番で力を発揮できるように、親が子どものサポートをしてあげることが必要になってきます。
なんせまだ12歳。
出来ないことが多くて当たり前です。
それでも不安は拭えない。そんな心境でいることでしょう。親御さん向けに1つ、夏休みの宿題です!
これから夏に突入していきます。状況がとても不透明ですが……
多くの中学校が「学校説明会」「入試説明会」を開くことになってきます。
第一志望に合格できなくても、
納得して進学できる学校を2校見つけること
ぜひ、これを基準に学校選びを行ってみてはどうでしょうか?
なぜ2校なのか、偏差値レベルに違いをつけるためです。どういうことかと言うと、
それだけで、
・第一志望=チャレンジ校
・第二志望=実力相応校
・第三志望=安全校(滑り止め)
大枠が出来あがってしまうのです。
そこからは簡単です。決めた3つの志望校に類似した学校と比較検討するだけです。
「午後受験」「2教科受験」「算数受験」
多様な方式で受験することも、複数回の受験も
可能なのが中学受験です。
私たちが受験した頃とは全然違う。それが現実です。
子どものために、その子の将来のために一肌脱いでほしいと思います。
説明会に参加するときに大切なことは、「親御さん一人で」参加してみて欲しいのです。
上記でも書いた通り、親御さん自身も「受験」に向き合う時間になりますし、今の中学受験を偏見なしに考える時間に他なりません。
子どもを見てないといけない、ママ友に気を遣いながら、そんな必要がない準備をしてください。
そして、親御さんだけで言ってほしい本当の目的は、
子どもは簡単に心変わりをします。受験生を毎年見ていても、成長しながら変わっていくのです。
それだけブレて、とっても貴重な受験生の半日を無駄にしてしまう可能性がかなり大きいと思われます。
子どもを思いながら、冷静な視点で学校を選んで欲しいと思います。
子どもは第一志望をモチベーションに勉強を進めることでしょう。勉強を頑張って、「学校に入学できる権利」を勝ち取ろうとします。
ですが、
入学を最終的に決めるのは「親御さん」
あなたなのです。
あなた方が納得できない学校に進学させることはないでしょう。2月が終わってからでは遅いのです。
自宅にいる時間が多く確保できる今、情報収集と家族会議に時間を割いてみてはどうでしょうか?
少し勉強を覗いてあげてもいいかもしれませんね。
今週は以上になります。
これからもっと詳しく書いていきたいと思いますが、今日の話を「指針」にして欲しいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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