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6分あれば○○できる! 「時間はないけど勉強したい人」が絶対欠いてはならない4つのこと

仕事に必要な知識を身につけたい。スキルアップのために資格を取得したい……。社会人になっても、勉強の機会は尽きないものです。しかし、学生時代と違って勉強だけに時間を割くわけにもいきません。仕事をしながらの勉強は、うまく進まないことも多いのではないでしょうか。

この記事では、時間に限りのある忙しい社会人のあなたに、効率よく勉強するコツを4つご紹介したいと思います。

1. 目標を徹底的に明確化する

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忙しい社会人が短い時間でも効率よく勉強するために、最も必要なこと――それは「目標を徹底的に明確にする」ことです。

勉強法関連の著書を多くもつ現役東大生作家の西岡壱誠氏は、勉強の目標をとことん具体化すると、本当に必要な手段のみを選んで勉強することになり、時間を節約できると言います。そのためには、「自分が取り組もうとしている勉強には、どんな意味があるのか?」「勉強した結果、どのような状態になれば目標達成と言えるか?」を考えるといいそう。

逆に、「とりあえずいまの自分に必要なのは○○学の知識かな」といったぼんやりした目標しかもたなければ、不要な勉強をしてしまったり、わからないところがいつまでもわからないままだったりと、遠回りばかりしてしまうのです。

また、最終的に達成したい「長期の目標」のほか、1日単位で達成すべき「短期の目標」を立てることも大切です。学習・教育アドバイザーの伊藤敏雄氏によると、遠い目標だけではなかなか意欲を保てないものの、近い目標をこまめにクリアし「できた!」という達成感を味わえればやる気につながるとのこと。

たとえば、不動産関係への転職のため宅地建物取引士(宅建)の資格をとりたい場合は、次のように目標を明確化していきます。

「自分が取り組もうとしている勉強には、どんな意味があるのか?」
⇒不動産関係の仕事をするという夢の実現につなげる意味。

「勉強した結果、どのような状態になれば目標達成と言えるか?」
⇒宅建に合格し、不動産関係企業に転職した状態。

「長期/短期目標は?」
⇒2021年のうちに宅建に合格(長期)。2020年○月の模試で~点とるために、まずは1日○ページ問題集を進める(短期)。

なんとなく「宅建をとろう」と思う場合に比べ、やるべきことが格段にはっきりしますよね。目標の明確化が効率的な勉強には不可欠であることが、おわかりいただけたでしょう。

2. 教材を選び抜く

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明確な目標を定めたら、次は教材選びにこだわりましょう。これまでに700以上もの資格を取得した資格・勉強コンサルタントの鈴木秀明氏は、「勉強の効果や生産性は、教材選びで9割決まる」と断言しています。評判のいい参考書はすべて買いそろえる……なんて、言語道断ですよ。

鈴木氏によれば、資格試験の勉強に必要な教材は以下の2点。

1:過去問、あるいはそれに準ずる問題集
2:1を解くために、自分に足りない知識・スキルを身につける本

これに当てはまるもの以外の教材には、やみくもに手を出すべきではないとのこと。

最も重要な教材は過去問です。出題の傾向や問題の形式などを把握し、実際の試験問題を解けるようになるには、とにかく過去問をこなすことが最も効率的な対策になると鈴木氏は言います。過去問に準じた問題集を使って、試験と同水準の問題をできるだけ多く解くことも有効だそう。また、過去問などの解説を読んでも理解できない場合には、基礎的なスキルや知識が足りていないことがあります。教科書や用語集でいまの自分に足りない知識を補強しましょう。

教材を絞ることの重要性は、前出の西岡氏も述べています。西岡氏が見てきた東大受験生や東大合格者たちの多くは、いくつもの参考書ではなく教科書だけを何度も何度もボロボロになるまで読んで勉強していたのだそう。「教科書こそ最強だ」と西岡氏は述べています。

忙しい社会人に、無駄な教材に手を出している暇などないはずです。上のアドバイスを参考に、あなたにとっての最強の教材を選び抜いてください。

3. 勉強する範囲を絞り込む

教材のほかに勉強する範囲を絞り込むことも大切です。鈴木氏いわく、効果的な勉強のためには「選択と集中」が不可欠。全試験範囲を網羅しようなどと考えてはいけません。

鈴木氏によると、特に資格試験の場合、「よく出題される重要ポイント」と「まず出題されない非重要ポイント」は、ある程度はっきり分かれるそう。前者にのみ集中し、後者は思いきって捨てるべきだと言います。

では、どのような分野を “捨てる” といいのでしょう。鈴木氏は「時間や労力をかけても、得点の向上がほぼ見込めないところ」は捨てていいと述べます。たとえば、次のようなものです。

・配点が低い分野
・めったに出題されない分野
・自分には難しすぎる分野
・ほかの受験者も解けないと思われる分野

ただし、単に「苦手な分野だから捨てる」というのはダメだそう。苦手な分野を克服できれば得点源になる可能性があるからです。

「これを捨てて、本当に大丈夫かな」という不安もあるかもしれません。しかし、鈴木氏は、「二兎を追うものは一兎も得ず」ということわざを用いて、「捨てる勇気」の大切さを主張しています。効率よく勉強するには、戦略と勇気が必要なのです。

4. スキマ時間に勉強する

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まとまった勉強時間を確保できないのは忙しい社会人のさだめ。ならば、通勤時間やお昼休み、ちょっとした休憩時間、何かの待ち時間などのスキマ時間を勉強にあてることを考えましょう。

アメリカと日本でのこれまでのキャリアのなかで常に仕事と勉強を両立させ、IT企業役員をしつつお笑い芸人としても活躍する厚切りジェイソン氏。彼は、5分ならこれ、30分ならこれ、といった具合に、時間によって何を勉強するのか決めておくことが、時間を無駄にしないためには大事だと言います。

「そんな短い時間で勉強できるの?」と思うあなたには、東大法学部を首席で卒業し、数々の難関試験に合格してきた弁護士の山口真由氏が編み出した「7回読み勉強法」がおすすめです。

本を読むとき、1~3回目は見出しなどを拾いながら読み流し、本の全体像をつかみます。4、5回目は重要キーワードを意識しながら普通のスピードで読み、要旨を把握。6、7回目は内容を頭で要約しながら読みます。こうして7回読むと、本の内容を頭のなかに写し取ることができるそうです。筆記用具も机も必要なく本さえあればいいので、スキマ時間に最適な勉強法ではないでしょうか。

山口氏も、スキマ時間の徹底活用を実践しているひとりです。誰かが数分でも待ち合わせに遅れたら本を読み、ランチの行列でも本を読み、友人がトイレに立っても本を読み、エレベーターのなかでも本を読むのだそう。山口氏いわく「6分あれば1単元が読める」。少しでも時間があれば、本を読んで勉強すべきなのです。

また、スキマ時間を活用することには、学んだ内容がより定着しやすいというメリットもあります。東京大学教授で脳研究者の池谷裕二氏とベネッセコーポレーションとの共同研究によると、15分間の短い学習を3回行なったグループと60分間まとめて学習したグループとでは、前者のほうがテストの成績がよかったのだそう。

机に向かうだけが勉強ではありません。科学的にも効果が高いスキマ時間での勉強を、ぜひ実践してください。

まとめ

忙しい社会人でも、工夫次第で効率よく勉強することができます。あなたもまずは、明確な目標を立てることから始めてみませんか?

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毛利和裕/Kazuhiro Mouri

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