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持続化給付金の使い道 ~生き残りをかけて~

 コロナの影響の真っただ中、いまだに持続化給付金の使い道について理解していない経営者が多いように思う。

 経営者だけならまだしも、アドバイザーやコンサルタントも持続化給付金が受け取れることを発信したり、商売にしたりと混沌としているが、使い道についてまで指南しているところは少なく感じる。

 特にフリーランスの方は、持続化給付金の使い道を勘違いしている人が多い。

 少なくとも私が関わっている経営者たちには、もちろんのこと使い道についての考え方は伝えたけれども、ひどい場合はその使い道を生活費として利用するというような声もまだまだある。

 「持続化」という言葉をもう一度考えてほしい。

 何を持続させるのか?
 という問題に対して
どう考えるのか?

 
 最近よく耳にするサスティナブルという言葉。これは持続可能なという意味する。withコロナやafterコロナで持続可能である世界観はさらに加速し大変容するだろう。

 2020年から30年にかけてヒトの生き方や活き方が大きく変わると予測でされるが、コロナの出現によって変化のスピードがさらに加速し、早期に頭の切り替えが必要だ。

 持続化給付金の使い道について、事業費に充てると答えたフリーランスはまだましではあるが、それは「既存の事業」ではなく「新たな価値観の事業」の事業費であり、新しい価値に対しての投資でないといけない。

 アウトプット - インプット = 投下資本の回収余剰

 
 インプットにレバレッジを効かせて何倍にもアウトプットを大きくすること。これが通常のビジネスモデルである。

 レバレッジを最大にするならば新たな世界観の中で、どこに価値が存在するのかを考えたうえで、過去の成功や栄光は捨て去らなければ勝ち目はない。

 持続化給付金は、全額インプットへと投資すべきであると考えなければならない。

 afterコロナの生き残りをかけて。

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