何を想う

変わらないものを探したい
目的地も決めずに走り出すなんて
らしくないんじゃないかな

冬の長い夜を越えながら流したものは
次の季節をまつ氷になる

同じ道を通ってきた でも足跡は様々で
きっと何かを見つけたのは同じなのかも


腕を組んで考えるその仕草で
古い記憶の誰か見ているのか
想像もつかないけど

朝を迎えて空に向かって挙げた手に
冷たい風が吹き抜ける

見つめた先に広がるのは大きな海で
流れゆく川に沿って歩いていこう

探してたものは近くにあって
でも簡単に触れることはできないから
ずっと見守っておこう

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