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現在地はここだよ

ふと呟いた。
現実って何するんだっけ、と。笑っちゃう。
何してもいいんだよって、笑って返す。

逃避しすぎて、現在地不明な感覚?
大丈夫、みんなここにいるよ。
いや、本当は確かに現実と繋がってるんだろうけど
別世界だってわざと境界線を作ってしまったように思う。

好きなことがこの先も好きでいいのか不安だとか、
今の環境がこの先もメリットあるのかだとか、
色んなことが疑問で、不確かで、仕方ない。

何かを必死に感じながら考えすぎていたことも
それが軽くなったから落ち着かないだけなのかもとか
辛いと思ってたことも単に退屈なだけだったのかもとか
今までとは違う感じ方もするようになった。

誰かの人生に寄り添いすぎて、近づきすぎて、
自分もその一部になってしまっていたこともあるし
それを理由に隠れたり誤魔化したりもできてたと思う。

ずっと自分の名前が嫌いだったのもあったけど、
自分というキャラクターを愛せていないことだった。
小説を読めば嫌でもフルネームで何度も描かれる。
それがいつの間にか愛おしくなってたりする。
あ、このお話はまた次の記事にでもしよう。

年相応にしては遅すぎるのかもしれないけど、
人生には遅いも早いもないって言うし、
いつだってここからだって歌うように歩いてる。

すごい勢いで走っていく人もいるけどさ、
ちゃんと待っていてくれる人もいたりしてさ。
偶然じゃない出会いってやっぱりあると思うんだ。

ま、生きてるからいいじゃんってことにしようよ。
でも、現在地は常に確認していようね。

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