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『「そのうち何か一緒に」を、卒業しよう。/中谷彰宏著』ビブリオエッセー

《3Dカラー映画を脳内で》

何が嬉しいって、中谷氏も本を書くのも、企画書を書くのも、話を聞くのも、映像にしているということ。

本文から引用すると「映像で記憶し、映像で物事を発想する」「本も映像が浮かぶように書いています」と。

映画を先に見るか、原作を先に読むか。私の場合、原作を先に読むと既に映画は見終わった感じになります。キャストがわかっている作品はその通りのキャストで脳内映像になります。疲れるけど楽しい。

この、映像で思考するって、みんながそうだと思っていたんです。ずっと。どうもそうでもなさそうだと気づきだしてからも半信半疑。が、中谷氏の言葉でやっぱりみんなじゃないんだと。

これって、ひとつのスキルじゃないですか!!

と、自惚れてニヤニヤが止まらない私です。

企画書の本ですから企画書の話題も書いておきましょう。私の企画書、まとめる、きれいにする、無駄を省く、ツッコミどころを隠す、中谷氏に言わせると多分つまらない一枚。「まぁ、いいんじゃないですか」で流されるタイプだ。

ボツの企画書は綺麗さっぱり捨てる。いつか使えるかもと取っておくと、新しい発想はうまれない。これも、なるほどなのだ。古い企画を引っ張り出すよりも、新しい発想が次々浮かぶようにしておく方がいいに決まってる。これ、大きな冷凍庫と同じだ。いつか食べるからと仕舞い込んでも、次々新しい食材が増えて、いつかなんて来ない。 

よしっ、企画書の続きを一気に仕上げよう。

*『そのうち何か一緒に」を、卒業しよう。企画から出会いを生む61の方法』中谷彰宏著 を読んでのビブリオエッセー《3Dカラー映画を脳内で》

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