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長崎の福祉が楽し熱かったお話 ~その2~

共生社会への鍵を握る“福祉第2世代“とつながる目的で回った長崎県の旅記録(その2)です
*その1はこちら

就労継続B型 アストルテ

続きまして、
諫早市にあるB型アストルテへ。
㈱フォーオールプロダクトの石丸社長にご案内いただきました
アクセサリー業界出身の奥様(責任者)がアクセサリーや紐と流木を使ったインテリアを製造・販売しています。この品質は普通に売れます
諫早にはアクセサリー屋さんが少ないため、おしゃれ女子の行きつけの店とのこと
すごいブランディング
しかも、障害種別(身体、知的、精神)にこだわりなく、利用者さんを受け入れていらっしゃる

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<松村感動>
通常、障害別に専門知識が必要と考え、特化しがちですが、ここでは障害種別無関係に受け入れ、一人一人の特性に合わせた支援を実現 すごい!

そして、佐世保へ、
石丸氏が代表の
デザイン系の移行支援(ホットライフ)やB型(MINATOMACHI FACTORY )へ

石丸氏いわく
デザイン力や集中したモノづくりなど、障がい者その人が持っている特性とマッチした作業を組み合わせてビジネスをさせてもらっている

カッコよすぎです
だからといって、特別な才能がある障がい者だけを利用者として受け入れてはおらず

障がい者に雇用の場を作るのが事業目的なので、“外注しない”方針で、
できるだけ自分たちでやることにし、商品の箱をつくってもらったり、
障がい者の方々がやれることを探してお願いしているとのこと

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<松村感動>
世の会社は、効率化の名のもと、得意分野に特化し、その他は外注というのが通常ですが、
効率化より上位の目的のため、あえて外注しない
世の障がい者雇用もこの考えで見直してほしい

社会福祉法人 宮共生会

続いて、宮共生会の原田理事長にご案内いただきました
農福連携事業からスタートし、佐世保市を中心に多くの事業所を運営し、ほぼすべての年代に対応しており、また、女性専用のグループホーム含め、それぞれの事業を複数の拠点で行い、社員は170名を数えます
法人のミッションの最初は「地域と共助共存のできる共生社会の実現」
素敵です

ご案内いただいたのは、
生活介護拠点(救急搬送の可能性もあり消防署近くの物件を探し続けたそうです)、ハーベストキッチン(カフェ)、ごちゃまぜ(地域交流センター)と、そして農福連携拠点へ、1日460食と弁当販売が好調のようです
ちなみに、キントーンユーザーさんです
更に使いこなして、職員も利用者もますます幸せになってほしい

宮共生会

<松村感動>
多くの事業所を抱え、それぞれで、地域との連携を目指している姿勢が素晴らしいです
また、人の成長に投資していることが感じられ、ご説明いただいた職員の方々はそれぞれの事業について、楽しそうにまた、誇らしげに説明してくれるので、説明されているこちらも楽しくなりました

一般社団法人AIUEO LAB

今回ご案内いただいた方々は、AIUEO LABの方々ですが、
気の合ったつながりを、団体まで昇華し、お互いの法人を、外部の人に紹介・広報できる状態とのこと
そして、それぞれが、よいなあと思ったことを、お互いパクりあい、
利用しあって、サービスレベルを高めている
更に、その1“L VILLAGE”のようにコラボ事業までしているのは新しい社会を感じさせます
根底にあるのは、(ほぼ)同じ理想、と自分自身の楽しさ
各地で同じようなつながりが生まれると、日本の福祉も楽しくなりそうです
*写真は、今回お世話になったAIUEO LABメンバーと

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崎戸 秘密基地

サバティカル休暇で訪れたのですが、休暇っぽい活動(温泉や海)は全くできず、一抹の寂しさを感じていたところ、
なんと、崎戸の秘密基地(民家)に一泊できることになりました
人生初の磯釣り体験(もちろん結果はボウズ)、
そして、海の幸とおいしいお酒と楽しい語らいを十分堪能させていただきました
関係者の皆様、心より感謝いたします
また、おじゃましたい!

磯釣り

語らいの中で、松村が、チームワークあふれる福祉社会/共生社会実現のために、今後何をしていきたいのか、逆質問をいただき、つらつらと思っていることを話ながら、“スナフキン計画”が姿を現したのは、松村本人もびっくり
スナフキン計画については、もう少し寝かせながら形にしていきますので、別の機会に...
今回は写真と情報の選択に超困った(載せたい写真、情報がありすぎて)

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