【俳句幼稚園】~地名を入れて一句
久しぶりの登園でございます。
しばらく離れていたけれど、やっていないと感覚が鈍るよね^^;
ということで。
本日は「場所で一句」+「夏の季語」ということなので、作ってみました。
【地名】:田原坂
【季語】:蛍
田原坂については、あまり説明がいらないでしょうか。
言わずとしれた、西南戦争の激戦地の一つですね。そこで亡くなった人の御霊を、「蛍」に見立てて。
実際の田原坂の戦闘は3月の連日の雨の中で行われたのですけれど、その御霊は、時々目撃されているそうです。
もう一つ。現在扱っている題材より。二本松少年隊の一コマからです。
【地名】二本松
【季語】夏霞
二本松城下での戦いは、旧暦七月二十九日。なので、実際には秋なのですけれど(九月十四日)、毎年、七月二十九日には二本松で慰霊祭が行われているそうです。
夏霞の発生していた頃は、少年たちの一部は既に戦線にあり、もしくは戦闘訓練や後方支援として弾薬作りに追われていた頃でしょうか。
二本松藩史を読解していて気付いたことなのですけれど、この頃の二本松の少年は、「十五歳」で大人扱いされていました。
平時においても「十五歳から出仕」という記述も見つかりますし、心構えとしては既に「一人前の武士」だったのだなあと、感じます。
そんなわけで、「二本松城=霞ヶ城」の名前も意識して、「夏霞」を選んでみました。
※追記
なごみさんより推敲案を頂きました。
久しぶりに参加したら、三段切れ、やっちまった~^^;
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