【vol.4読書記録】サバイバルウエディング/大橋弘祐

一気に読破!
ドラマ同様、原作もやはり面白い。

結婚=ゴールじゃない、なんて
分かりきってるのに、30を目の前にしたら必死に相手を探し始めて。

理想を下げて大して好きじゃない人と
なんとなーく付き合って。
子供は早く産んだ方がいいからと
自分に言い聞かせるのか。

それともいっそ割り切って
一人で生きていく決意を固めるのか。

女性の20台後半は結構そんな時期。

年齢を誤魔化そうと思ったことも、
実際にそれがバレたりなんてこともないけれど、集う場所では大体が下という環境も
増えてきてしまった今。
年上の人がいるとなぜか安心する自分がどっかにいる...


本の中で重要な役割の宇佐美編集長は相当いいキャラで。
婚活の話だけど暗くなることなくコミカルに読める。

でも、主人公のさやかはどこにでもいそうな普通の女の子。

だからかな、節々の言葉が刺さる。w



誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて
人を幸せにできる人間になれ。

今この瞬間からどんな選択をしてもいい。
どんな家で育ったとかどんな人生を送ってきたとか。そんなことは関係ない。
最後は自分がこれからどうあるべきか。
自分によく聞いて自分で決めろ。

大切なのはどんな選択をするかじゃない。
選択した人生を強く生きるかどうか。ただそれだけ。


結婚なんて私には遠い遠ーい話で。想像つかないけど。
幸せににして欲しいとか
この人といたら安定した生活が送れるとか
そんな自分のことばっかじゃなくて。
自分が幸せにしたい。と思える相手かどうかが1番大切なんだと思った。

何かで追い詰められてる旦那さんがいたとしたら、しっかりしてよ!じゃなくて。
じゃあ逃げちゃえば?生活は何とかなるよ。無職になったら私が養ってあげる!って余裕な笑顔で言ってあげられる奥さんでいたい。


いつか奇跡的に結婚出来たらの話だけど。笑


この本で、結婚ではなく、
仕事を頑張ろうと思ったのは私だけだろうか...あはは。

いつでも相談できる友人を一人持て、
あとは仕事。
憧れのココシャネルはやっぱりかっこいい。



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