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ストレス。人を動かすこと。

相当頭にきている。問題が起こってすぐに現場に駆け付けることは出来ないくせに自分なしでは現場で作業させるなという。5日間日程をとっていたのに、他の客先都合で帰らないといけないと突然言う。「営業にそう言われている」と人のせい。仕事を技術を伝承せずに守っている間は進歩はない。さらに上司はお客さんには現地化すべきとさんざん言っておきながらエンジニアの味方をする。仕事を奪われてはいけないと自社のエンジニアの味方をしてくる。は?あの、ウチはエンジニアを守る集団ではありません。お客さんサイドでも出来ることはやってもらって利益を最大化して頂く。それでウチのエンジニアの仕事がなくなったとしたらそれはエンジニアの力不足。ただそれだけ。お客さんは事業がうまくいかなくなったら倒産する。営業は数字つくれなかったらボーナスも出ないし、最悪クビで。世の中全体が見えていますか?ちゃんと考えていますか??なぜエンジニアの仕事を守らないといけないか教えて現場のこと、お客さんの気持ち、分かっていない、もしくは分かっていても動かない。もうやってられない。話にならない。話しても分かってもらえないのに話したくない。もうそれ以上この話題に触れるなと逆に叫びそうになる。

向こうから理不尽に怒鳴られたのでその場で怒鳴り返したい衝動にかられたが、必死で我慢する。私はエンジニアのために働いているわけではないし、やりたいこと、やらなければいけないことがある。こんな小さな問題で立ち止まっていられない。キレ返したところで事態が改善するとは思えない。感情を逆なでするだけ。

思えば今の部署にいて理不尽と感じることは少なかった(少なくとも自分の中で消化できた)。そう思うと直近の自分の周りには理解者ばかりで、これまでは本当に幸せだったと思う。居心地のよい環境に慣れすぎてストレス耐性が相当落ちているかもしれない。

尊敬している先輩から「人を動かすのが商社マン、モノでもカネでもない。」と教わってきた。その意味を段々分かってきたと思うことがある。自分の感情をぐっと抑えて、理想とする未来に向かって人を動かしていくことだ。

また同時に「話しても分からないから話さない」というのもその先輩がぼやいていたことだ。私が純粋に「話せばわかるんじゃないですか?」と言い返しても無言になるその先輩の気持ちが少し分かった。話しても分からない奴は、たぶんどんなに時間をかけても理解し合えない。というか時間の無駄。それでもその相手を動かさないといけない時、その時はきっと少しパズル力が必要で、その人を動かすためには誰を動かせばいいのかを考える。

これからはムカつくことがあっても目の前の人間に対して「お前とは違う」と自分に言い聞かせよう。目の前の小さな小さな勝負に気を取られて、自分の中の目標を見失わないように。

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