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vol.27 現像を始める前に

こんにちは☺️
今回からは、少しだけレベルを上げまして、「0から始める」ではなく「1から始める」くらいの話をしていきます。
今までのnoteを読んでくださった方は、なんとなくカメラについて分かったかなと思います。そこでこのnoteからは知識を踏まえた上での撮影の仕方や、デジタルカメラでの撮影に必ずついてまわる「現像」について話を進めて行こうと思います。
そこで今回は、現像を始めたいという人にまず最低限必要なことについて話していきます。💻

現像とは

さて、そもそも現像とは一体何をするのか。
簡単に言えば写真を”撮影後”に調整してより良い作品にすることを言います。
基本的には、色味、明るさ等を変えたりするイメージをもたれている方が多いと思います。高度な現像になると、ノイズ除去や、比較明合成、HDR合成、また以前少しだけ話しましたが、被写界深度合成などもできるようになります。 

さて、では現像によって何ができ、どう変わるのか。
実際に作例を見てみましょう🤔 

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港で撮った階段の写真です。この写真を現像すると

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このような表現の写真に調整できたりします。

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またこの天の川の写真を現像すると 

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このような作品に調整ができます。
また、超長秒撮影を可能にすることもできます。

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この写真はシャッタースピード30秒で撮影した写真です。これを120枚、1時間分撮影をして現像をかけると、

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このように星グルを作ることもできます。
どうでしょうか、現像に興味が湧いてきましたか?

現像を始めるにあたって

さて、現像をやるには何が必要か。
まずは、一眼カメラやデジタルカメラで撮る方は、以前noteで書きましたが、データの保存形式をRAWに変えましょう。おそらく出荷時の設定ではJPEGになっていると思いますのでこの変更は必須です。
ただ、データのサイズが飛躍的に大きくなるため、SDカードは大きめのデータ容量のものをご準備ください。

また現像はパソコンでやるというイメージがあると思います。実は今はスマートフォンでもできるようになっていますので、そこまで敷居は高くないのでご安心ください。(星グルなどの高度な現像をするならパソコンは必要です😇)

そして、次に必要なものといえば、ソフトウェアです。RAWデータは専用のソフトウェアを通さない限り見ることすらできません。そこで専用のソフトウェアを使うのですが、現在、かなりの数の現像ソフトウェアが販売されています。
このnoteでは、今後現像の解説をしていくため、私が使っているソフトウェアをご紹介しておきます。

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私が使っているソフトウェアは、Adobe Photoshop, Lightroomを使っています。この二つのソフトウェアは、写真界隈の中ではおそらく最も使用している人が多いソフトウェアで、基本的にこの二つがあればなんでもできます。
有料ソフトウェアですが、このソフトウェア以上に扱いやすいソフトウェアを僕は知りません🤷‍♂️
下記にadobeのプランのリンクを貼っておきます。このフォトプランは、LightroomとPhotoshopが両方ついてくるのでおすすめです。

adobe フォトプラン

先ほども書きましたが、スマートフォンでもできると書きました。スマートフォンであれば、機能は一部制限されますが無料版も出ているのでまずはこちらで体験してみるのも良いかと思います。App storeまたはPlay storeにてAdobe Lightroom、Photoshopを検索してもらえたら出てくると思いますので。

現像をPCで始める人は、1週間は無料で使えますので体験版を入れてみてください。パソコンのスペックですが、多くの写真を扱ったり、高度な現像をするのであればそれなりにスペックは必要になります。Adobeが出している推奨スペックシートを貼っておきます。
Lightroom Classic 最小システム構成

Photoshop 必要システム構成

現像は写真の表現の広さ、写真の世界の広さを教えてくれます。
ぜひ現像の世界を多くの人に知って欲しいと思います。
今後徐々に話していく予定ですが、現像は正直めっちゃ難しい世界です😓 僕も自分なりのやり方をやっていますが、まだまだ分からないことも多く勉強途中ですので、僕のわかる範囲で今後は説明していきます。 

次回はLightroom,Photoshopの詳細、使い分けについて書きたいと思います。その後は、各パラメーターの説明、使い方等、スマホ版とPC版を分けて、細かく説明していきたいと思っていますのでお待ちください☺️


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