『原神』微課金プレイのススメ
以前ゲーム遍歴のほうでちょっと触れましたけど、わたくし今『原神』というゲームにハマっています。
中国のmiHoYoというスマホゲームメーカーが去年の秋頃リリースした、いわゆる基本無料の世界同時配信オープンワールドRPGです。
世界観紹介
まったく別の世界から飛ばされてきた主人公が、双子の妹(主人公を女性にした場合は兄)を探しながら「テイワット大陸」を旅する、というお話。
7つある国のうち現在実装されているのは、ヨーロッパを模していると思われる「モンド」と、中国を模していると思われる「璃月(リーユェ)」。広大なマップを個性豊かな仲間たちと共に冒険することができます。
現状の2国だけでもすごく広い世界なのですけど、鎖国下の江戸時代日本を模していると思われる「稲妻」も実装が噂され、まだまだ『原神』世界は拡大していくと思われます。
中華ゲームということで身構える方もいらっしゃるかもしれませんが……最近は『ブルーアーカイブ』も話題のYostarと並んで、こちらのメーカーは信頼できると思っています。
基本的な操作方法
このゲームは基本的にそのまま攻撃することはなく、火を風で拡散する、といったように、元素(風・岩・草・火・水・氷・雷)どうしを反応させてダメージをアップさせて戦うのがメインとなります。
操作方法で言うと、火属性を持つキャラで攻撃→交代→風属性を持つキャラクターで拡散、という流れになりますね。
主人公が最初風属性持ちなのと、最初に仲間になるアンバーが火属性の弓使いなので、おそらくこれが最初に覚える元素反応になるかと思います。
これ以外によく使う戦い方として、水属性を持つキャラクターで属性付与→氷属性を持つキャラクターで攻撃して敵を凍結させる→火属性を持つキャラクターで氷を溶かして大ダメージを与える、といった形がありますね。
※下の画像では地面に水が張ってるのを利用して氷属性の攻撃で敵を凍結させています
このように、それぞれの属性を持ったキャラクターを頻繁に交代させて技を繰り出し元素反応を引き起こす、といった操作がこのゲーム独特の爽快感の源泉であり、使い方次第でレベルの高い敵でも倒せるようになります。
最初は難しいと感じるかもしれませんが思ったより簡単で、少しずつ慣れていけば大丈夫です。
微課金のススメ
さてそんな『原神』ですが、基本無料ゲームの宿命ともいうべきか、いわゆるガチャゲーです。原神では「祈願」と呼称します。
キャラクターと武器が一体になっているFGOのようなタイプであり、それには闇鍋といった感想も多いですが、これに関してはキャラクター数が多いゲームではないので、武器も一緒に出るのはやむをえない部分もあります。
実装キャラクターが増えてきた時にキャラクターオンリーのガチャも期待しましょう。
☆5(最高レア)を複数狙って命ノ星座の開放(いわゆる凸)を目指すような廃人向けな引き方をしない線引きができるならばむしろリーズナブルなゲームとすらいえると思ってます。
☆4キャラでも強いキャラはいます(フィッシュル、ベネット、行秋etc)し、☆4ならけっこう出てくれるので、沼るまでガチャをするのは推奨しないですね。
※上の画像で攻撃しているのがフィッシュルですね。以前のイベントで配布されたりしました。
ガチャで課金するべきではない。だとしたらどこで課金するのか?
そこで有効な課金のしかたが、「祝福」と「紀行」になります。
祝福とは正式名称「空月の祝福」で、1日ログインするごとに「原石」というガチャ用アイテムに交換できる素材を確実にもらえるようになる課金アイテムで、1ヶ月効果が持続します。これが610円。
このゲームはミッション達成時や宝箱を開けた時などに得られる「原石」を貯めて、それが一定量貯まったら祈願(ガチャ)用アイテムに交換する、というシステムなのですが……
「祝福」の存在が『原神』のうまいところで、ある程度時間はかかりますが、このアイテムに課金することで、通常の課金で「原石」を交換するより多く入手できるようになるのです。
重ねがけもできるので、もっと欲しければ複数買いも視野に入ります。
紀行とは、おおよそ月イチで定期的に更新されるミッションのようなものです。これをこなしていくことによってレベルが上がり、そのレベルに応じた報酬をもらうことができます。
これ自体は無課金でも挑戦できますが、課金して「天空紀行」を解禁すれば3倍ほどの報酬を追加でもらえます。
特にゲーム内通貨に相当する「モラ」は、天空紀行を解禁しているかしてないかで貯まり方が天と地ほど違ってきますので、おすすめです。
このほか、「紡がれた運命」というガチャ(祈願)用のアイテムがもらえます。これはイベントに合わせて開催されるピックアップガチャ専用のアイテムであり、これが手に入るのが非常に大きいです。
基本的に祈願はピックアップでのみ引くという認識でいいくらい、この「紡がれた運命」は重要です。
また、「天空紀行」を一定以上進めれば専用の武器も交換できます。
これも武器をあまり持っていない私にとってはかなり重要。
これが1,220円。
これら「祝福」と「天空」だけに課金する微課金勢に徹するだけで、かなり快適な冒険となります。
つまり、月1,800円支払えるならばゲームをより楽しくすることができるのです。
もちろん無課金でもかなり楽しめますし、私もサービス開始以降3ヶ月くらいは無課金でしたけれど、先に採り上げた「祝福」と「紀行」だけでもやっておくと全然違います。
ガチャのためにひたすら課金しまくるのだったらこのふたつだけに抑えておくのが賢いやり方なのではないでしょうか。
ガチャよりも聖遺物
一見ガチャゲーに思える『原神』ですが、それらの要素よりもはるかに大切なのが、「聖遺物」と呼ばれる装備品です。
聖遺物には、同じアイテムであっても攻撃力やHPなどの割り振りに差があります。好みの聖遺物を装備することで強化したいステータスを選ぶことができるのです。
ステータスの割り振り方と、なるべく性能のいい聖遺物を獲得することこそ『原神』でもっとも重要な要素といっても過言ではありません。
自分は回避が下手なんでなるべく攻撃力と防御力をバランス良く強化したいタイプなんですが、基本的には攻撃力と会心率(確率で高ダメージを与える)に極振りして、やられる前にやる的にゴリ押しするのがセオリーみたいです。
実のところ『原神』は、めちゃくちゃ課金して強化する、というよりは、装備品を「厳選」して理想のステータスに近づけていく、というゲームなんですよね。自分なんて全然そんな理想の境地に至ってませんけど。
なので、結局重課金者しか楽しめないゲームなんでしょ、と言われたら、そういうわけでもないです。
ところどころ苦労したところもありますが、一時的にステータスを強化するアイテム(料理)でマシマシしていけば今のところほとんどはいけてますね。「靖世の九柱」っていうかなりあとのほうの任務で詰まってますけど。
なお私は微課金&ソロのまったりまったりで進行しています。
マルチプレイにはほぼほぼ参加しないチキンですが、フレンド登録は歓迎いたします。
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