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最後の登校日

新型コロナウイルスによる感染症COVID-19の拡大を抑制するため、昨日に政府が発信した「公立小中高への休校要請」。

職場でも家庭持ちが多いため衝撃が走った。

我が家の小学一年生が「行ってきまーす!」と元気に投稿して行ったが、小学校の判断によっては本日が学年最後の登校日となる可能性があることを、満員電車に乗り込んでから思い至った。

休校による感染拡大抑制

この是非は懐疑的であり、最も感染源となり得る環境は、インフルエンサー数名が言う通り、首都圏を往来する満員電車である。

一方、学校という地区限定の往来に留まる児童、学生たちは移動範囲からしてウイルス所持者との接触率が比較的低い。

満員電車を利用したサラリーマンが帰宅する家庭には小中高校生が待っているので、結局家にウイルスに持ち帰るリスクは変わっていない。

全国休校による仕事環境への影響

私も共働きのため小学一年生と保育園に通う子供たちが休みとなると、強制的に夫婦の一方が休暇となる。

現在、社会的に重要なシステム開発に携わっているが、開発環境、本番環境へのリモート接続はセキュリティ上禁止要項であるため、テレワークでの対応が出来ない業務がある。

この件がプロジェクトの進捗に大きく影響すると考えられ、上位マネジメントによる何らかの方針表明が下されると考えている。

いずれにせよ、完全な在宅勤務体制が社会的に整っていないため、職場における混乱や業務の遅滞は免れないだろう。

多少減っているようだが今日もなお、多くの人が満員電車の東急田園都市線に揺られている。

潜む新型ウイルスのRNAに刻まれた増殖回路は、我々人類社会の在り方に大きな変化をもたらすかもしれない。




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