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〇〇×ブロックチェーンで業界を変える

昨夜、所属させて頂いているBlockchain Biz Communityの方で、ビジネスアイデア出しのワークショップに参加させて頂いた。Zoomで1.5時間ほどのミーティングだったが、面白く白熱した議論ができた。

今回参加したアイデア出しのワークショップは「エンタメ・娯楽」をテーマに、ブロックチェーンを活用したビジネスやソリューションを5名でブレインストーミング。

タレント活動やゲーム、漫画・アニメなど、身近に利用しているコンテンツにブロックチェーン技術を応用すると何が出来るか、そして何が無くなるのかといった議論は、テーマが身近でイメージが掴みやすい。

ブロックチェーンによるデータ自体の高信頼性が、これらエンタメに上乗せされることで無駄な情報を削ぎ落とし、今までの常識として扱っていたストレスを軽減することも可能であることに気付かされた。

生まれたアイデアは今後継続的にコミュニティ内でブラッシュアップして、実現可能性を高めて行きたい。

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンとは、現在では一般的になったクライアント・サーバ型の中央集権型インターネットサービスが抱えるいくつかの問題を解決した技術である。

日本語では、分散型台帳技術と呼ばれる通り、暗号化されたブロックと呼ばれるデータを多数のコンピュータ上に分散配置し、データは全てのコンピュータで同一の台帳を基に管理される。

ブロックは、チェーン状に連なって構造化され、台帳はその連なった後続のブロックの暗号化ハッシュ値を含めて管理されている。

ブロックチェーン技術においては、データの改ざんは困難を極める。その理由は、対象ブロックとそれ以後のブロック全てのデータを、ネットワーク上の全ノードで改変する必要があるからだ。

この仕組みによって暗号資産という概念が生まれ、一躍有名となったビットコインなどの仮想通貨はそのトライアルの産物だ。今後は、世界46ヵ国が導入を検討している中央銀行デジタル通貨(CBDC)にも応用される技術として注目される。導入されれば金融業界の世界的な転換点となる。

ブロックチェーンは何も、お金の代わりにするだけではなく、改ざん不可能で、公正なデータを活用したいシーンは世の中に多くある。

冒頭のエンタメはもちろんのこと、不動産や物流など、様々な分野において〇〇×ブロックチェーンという組み合わせが課題解決を実現する手段となり得る。現実にも各業界でブロックチェーンを利用したシステムの試験的導入や実用化が進んでおり、静かに広まっている。

未だITが進出し切れていない分野が特に、ブロックチェーンの介入余地があると考えている。デジタルトランスフォーメーションという言葉があるが、アナログからデジタルに変換する余地が世界にはまだ多く残っている。

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