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#エッセイ
人のせいにすることは完全悪ではない
他人のせいにするな、とは子供の頃によく教わったものの、なかなか完全に自責の念だけで生きていくことは難しい。
どこか自分以外の効力で発生した事象に対しては、「あーあ、しーらない」と無責任になれることで、人は精神のバランスを多少は調整しているものだ。
あれもこれも自分のせいかもしれない、といちいち考えてしまっては心がもたない。
「人のせいにするな」
なぜこの教えをしつこく子供に伝えるかといえば
矛盾の海を泳いでいる
人生は、矛盾の海を泳ぐことだ。
生きている限り矛盾の螺旋からは逃れられない。呼吸によって二酸化炭素を排出しながら、脱炭素を叫ぶような我々人類だ。
生産性をあげよ、効率化せよ、金融をブロックチェーンで非中央集権化せよ、といいつつ、SDGsを叫ぶようなご都合主義の中で生活している。
空き缶をリサイクルをしながら、半減期が30年もの放射性物質に依存して電力エネルギーを製造している。
山間部を森林
音声配信は三次元的で、文章は二次元的
stand.fmで配信中の私のラジオ「ココロテラリウム」。
「心を育てる」をテーマに、未熟な自分とこれでもかと晒しつつ、たまたま聞いていただいた方の、何かの役に立てばいいなと続けております。
2020年の9月からはじめ、(いわゆる9月組)、なんと気づけば207回も配信しています。びっくり。
音声配信を続けていると、自分の人間性の未熟さがよくわかります。
「ああこんな言葉遣いしちゃダメだよな
与えられる笑顔はあといくつあるだろうか
懐かしい夢を見た。珍しいことに、目覚めた今でも強烈に覚えている。
包まれるような幸福に満たされた夢で、大好きな人たちと楽しい時間を永遠に過ごす夢だ。
勿論、永遠じゃなくて実際にあった過去の話に、脳が作り出した妄想を加えた寓話なのだが、嗚呼こんな日常がまた戻ったらなぁ、と思うあまり、目覚めると少し憂鬱で切ない気分になった。
よく、過去に戻れるならいつに戻りたい?という無意味なQ&Aがあると思う
こども先生と「人を動かす」
こんなに多くのことを長いことかけて、しかも無償で教えてくれる先生もいないだろう。
僕の子供たちのことだ。
先日6歳になった次男はこんなことを教えてくれた。
「お仕事のコツはね、ずーっと続けることだよ」
どこで覚えたのか、はたまた思い付いたのか、保育園で先生が言っていたのかわからないが、最近繰り返しこんなことを教えてくれるようになった。
保育園に送ってお別れするときに、「お仕事がんばってね
何もできない時間が貴重
考えることがたくさんあって、作業もたくさんあるという状態が常なんだけど、そんな毎日の中で好きな時間は、何もできないとき。
待つ以外、できない。という状態はなかなかないものだけど、自分以外の誰かが働いてくれているのを待って、その後の作業を待ち構えている状態が好き。
例えば、空港の待ち時間。
今から出張に行かねばならないというときに、空港のロビーで飛行機を待つ時間。待つ以外にも本を読んだりパソコ
生活の中に余白を生み出す
テレワークで自宅にいる方も多いと思います。仕事の時間とプライベートの時間が緩やかに融合して、「今、何の時間?」みたいな感覚になることありませんか?ぼくはそんな感じです。
日課の作業も、仕事もそうですが、「仕事の開始時間」みたいな区切りが曖昧になった今、時間の使い方は自分流にカスタマイズできます。
僕は、「朝に全部片づける」ということに挑戦中。
もう朝しかやらない。昼間はフリー。
朝に最低限